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松本で定期コントライブ 「数あるエンタメの中で、コントを選択肢の一つに」

4月20日に行われた稽古の様子

4月20日に行われた稽古の様子

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 「ギャグ演劇」を上演する演劇集団「BLUES(ブルース)」による定期コントライブ「三人ライブ。」が5月1日、松本の「上土劇場」(松本市大手4)で上演される。

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 新作のコント4本を上演する。出演は、おもケンさん、コウヘイさん、タイガさん。さまざまなシチュエーションで、3人がテンポ良く独特の世界を繰り広げる。

 上演時間は約1時間。1公演につき、定員約200人のところを25人に限定して客席の間隔を取る。客席と演者の距離も2メートル以上空け、スタッフのフェースシールドやマスクの着用、消毒用アルコールの設置など新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行う。代表のおもケンこと大澤健太さんは「今は芝居や映画を見に行っても、他の人との距離が気になるという人も多いが、ゆったりした環境にしているので、そこは気にせずに見てもらえるのでは」と話す。

 高校生の頃から地元の劇団に所属していた大澤さんが松本大学に進み、「自分がやりたい芝居をしたい」と2009(平成21)年、男性5人で「学生演劇BLUES」を結成。その後「BLUES」に改名し、メンバーを入れ替えながら、活動を続けている。

 昨年11月に始めた定期コントライブは、今回が2回目。「以前と比べると上演時間が短く、物足りないという声もあったが、今の状況では『さくっと見て、笑って帰る』という形が合っていると思った」と大澤さん。タイガさんは「3人で手探りのところもあったが、3人だからこそできる手応えも感じた」と振り返る。

 コントは、これまでストックしていたネタから3人で相談して厳選し、2カ月ほど前から稽古を始めた。「書きためていた中から、バランスを見て選んだ。前回よりもさらに面白いものをお見せできるはず」とコウヘイさん。「コロナ禍でも、映画や漫画など、エンタメは必要だと感じている。コントライブもその選択肢の一つになれば」と大澤さん。

 開演は17時、20時。料金は1,500円。予約はメールで受け付ける。

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