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「松本CINEMAセレクト・アワード」上映会 「君が世界のはじまり」作品賞に

©2020「君が世界のはじまり」製作委員会

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 NPO法人「コミュニティシネマ松本CINEMAセレクト」が選出した「松本CINEMAセレクト・アワード2020」上映会が3月27日、まつもと市民芸術館(松本市深志3)で行われる。

 「一年で最も活躍し映画ファンに至福の時間を与えてくれた映画人に贈る」という同アワードは、2008(平成20)年に創設。昨年は作品賞に「君が世界のはじまり」を選出したが、コロナ禍で上映が延期になっていた。「作家性のある作品。シネコンでも上映されていたが、若手俳優がたくさん出ている作品の中に埋もれてしまっていたので、もっと多くの方に見てもらいたい」と同NPOの宮崎善文理事長。

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 同作品は、ふくだももこ監督が「おいしい家族」(2019年)でタッグを組んだ松本穂香さんを再び主演に迎えた青春映画。ふくだ監督の短編小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」を、脚本家・向井康介さんが一つの物語に再構築した。「まだ何者でもない」自分を持て余す高校生たちが暮らす大阪のとある町で、殺人事件が起きる。希望と絶望が交差する中、若者たちの危うくはかない青春を描く。上映会後には、ふくだ監督と向井さんを迎えてアフタートークも開催。主演の松本さんからの受賞メッセージも紹介する予定だという。

 当日はほかに、2015(平成27)年に「次の作品が観(み)たい3人の新人監督 三人三色」として選出した三澤拓哉監督の「ある殺人、落葉のころに」も上映。三澤監督によるアフタートークも行う。

 同NPOは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年4月から2カ月ほど上映会を中止していたが、消毒液の設置、マスクの提供、セルフ会計などの対策を取って再開。ゲストを招きづらい状況が続くが、「映画を楽しめる『場』を設けたい」と、調整しながらトーク企画なども行っている。4月以降も、「街の上で」(アフタートーク・今泉力哉監督、左近洋一郎さん)、「地球で最も安全な場所を探して」(アフタートーク・小出裕章さん)などの上映が続く。

 この春で、活動は32年目に入った。2作品の上映の間には、場内が暗くなってスクリーンに映し出されるまで上映作品は秘密という「覆面上映会」も行う。「皆の期待に応えるのでなく、できれば裏切りたい」と宮崎理事長。

 上映時間は、「君が世界のはじまり」=14時~、「覆面上映会」=17時30分~、「ある殺人、落葉のころに」=19時30分~。チケット料金は、前売り=1,400円、当日は一般=1,800円、大学生・高校生=1,400円。「覆面上映会」は当日券のみ1,000円(シネマセレクトメンバーは500円)。

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