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松本市美術館で開館以来の企画展振り返るポスター展 4月からの休館前に

幅広いジャンルの企画展のポスターが並ぶ

幅広いジャンルの企画展のポスターが並ぶ

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 松本市美術館(松本市中央4、TEL 0263-39-3400)が4月1日からの休館を前に、開館以来の企画展を振り返るポスター展を開催している。

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 2002(平成14)年4月に開館。昨秋に行った特別展「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ-線の魔術」まで、18年間で開催した約90の企画展のうち、84点のポスターを展示する。グラフィックデザイナー・田中一光が手掛けた同館のロゴをあしらった開館を周知するポスターと開館記念展のポスターをはじめ、絵画、彫刻、工芸、書、アニメなどさまざまなジャンルのバラエティーに富んだポスターが並ぶ。

 来場者トップ20ランキングも紹介。第1位は、2018(平成30)年に開催された「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE」で、開館記念展を合わせてこれまで4回行われてきた草間さんの展示会は、全て20位以内に入っている。堀洋一副館長は「草間さんの人気ぶりをあらためて感じる。アニメ関係の展示も多い」と話す。

 2004(平成16)年から主催する70歳以上を対象とした公募展「老いるほど若くなる」のポスターを並べたコーナーも設置。歴代のグランプリ作品を振り返ることができる。本来、今月が9回目の開催時期だったが今回は見送り、再来年を予定している。

 休館は4月1日から約1年間で、主に設備関係の改修を行うという。現在、「come(calm)to matsumotoキャンペーン」の一環として無料開放されていることもあり、「春休みとも重なり、土日は1000人を超える来場者がある」と堀副館長。「あまり声を出す場所ではないので、静かに密にならないように、楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 開館時間は9時~17時。月曜休館。3月31日まで。

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