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松本で「真冬のバーレスク」ボードビル3部作 「触れられたと錯覚するほどの熱で」

稽古後、意気込みを語る(写真左から)秋本さん、串田さん、香寿さん

稽古後、意気込みを語る(写真左から)秋本さん、串田さん、香寿さん

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 まつもと市民芸術館の串田和美芸術監督が「冬のカーニバルシリーズ」第2弾として脚本・演出・美術を手掛ける「真冬のバーレスク ボードビル3部作」が2月17日~22日、「信毎メディアガーデン」(松本市中央2)で上演される。

 今回のコンセプトはバラエティー。終戦後の東京を舞台にした「思い出を売る男」(原作・加藤道夫)、「戦場のピクニック」(原作・フェルナンド・アラバールさん)、串田さん原作で2014(平成26)年に上演した「もっと泣いてよフラッパー」より「旦那アスピリンの恋」の3作品を、音楽と踊りと演劇を織り交ぜてオムニバス形式で上演する。バーレスクは、音楽や踊り、笑いと共に風刺したり滑稽に描いたりする大衆芸能。串田さんは「いずれも過去に上演した作品だが、その頃から『バーレスク』としてやってみたいと思っていた」と話す。

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 1月10日に稽古を開始。稽古場に入る人数を制限し、2週間ごとにPCR検査を行うなど感染症対策を取りながら、練習を重ねている。松本市出身で観光大使も務める秋本奈緒美さんは「この時期に公演を行えることがありがたい。串田さんの熱が松本の街に広がって、何かやってくれるという期待や、参加して盛り上げるぞという意気込みを感じる」と話す。串田さんの作品には初参加となる元宝塚歌劇団星組トップスター・香寿たつきさんは「食事などで店に入ると、『(串田さんの芝居を)見たことがある』『今回も楽しみ』と声を掛けてもらうことも多い」と笑顔を見せる。

 「冬にこそ楽しめる作品を」と一昨年に始まったシリーズの第2弾。前回は、食事付きのテーブル席を設けたり、出演者が舞台と客席を行き来する演出があったりしたが、今回は一定の距離を保つことになる。「最初はそれを残念に思っていたが、今は逆に、お客さんが触れられたと錯覚するくらいのことをやってやろうという気持ち」と串田さん。コロナ禍、街の人からは、応援や気遣いの声を掛けられることも多いという。「見にきてくれた人が元気になるような舞台を期待してもらいたい。皆さんと出会えるのが楽しみ」と意気込む。

 開演は、17日・18日=18時30分、19日~22日=13時30分。料金は、S席=6,000円、A席=5,000円、18歳以下=3,000円。問い合わせは同館チケットセンター(TEL 0263-33-2200)まで。

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