長野県中信地域への移住者を対象にした「楽園信州移住者交流会」が11月15日、オンラインで開催される。現在、参加者を募集している。
中信地域へ移住した人をメインに、2地域居住をしている人や移住を検討している人が対象。移住をテーマにざっくばらんに話しながら、交流を深める。例年、県内各地で開いている移住者交流会だが、今年は新型コロナウイルス対策として、Zoomを使ってオンラインで開催する。県企画振興部信州暮らし推進課の中沢文子課長は「初の試みということもあり、定員も絞って10人にした。少人数でじっくり話ができると思う」と話す。
総務省が23日に発表した昨年度の移住に関する相談は、都道府県と市町村合わせて長野県が1万7094件で5年連続全国1位。県が県内市町村に問い合わせてまとめた今年4月~8月の移住相談の件数も、昨年同期より増えているという。
今後は同様に、北信、東信、南信地域を対象にしたオンライン交流会も予定する。「移住を経験した者同士だからこそ分かることもあるし、話も弾むと思う。意見交換したり、励まし合ったりしながら、長野県でよりよい暮らしができるようになれば」と中沢課長。
開催時間は14時~15時30分。申し込みはウェブサイトで受け付ける。