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松本城近くにキャンドルスクール&ショップ「テアオテポ」 大正後期の古民家改装

「松本の草花などを使ったキャンドルも作っていきたい」と片岡さん

「松本の草花などを使ったキャンドルも作っていきたい」と片岡さん

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 キャンドルスクール&ショップ「te ao te po(テアオテポ)」(松本市大手3、TEL 070-8327-1223)が松本城近くに9月20日、オープンした。

秋の草花と組み合わせたものも

 築100年ほどの古民家で、以前クリーニング店だった物件をリノベーション。店主の片岡由梨香さんは「土台の補強など、思った以上に手を入れることになったが、良い空間に仕上がった」と話す。角に立地していることもあり、通りから良く見えるように窓は全て取り替えた。吹き抜けの奥には、大家から開業祝いもらったという柱時計を飾る。店舗面積は約7坪。

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 キャンドルは、グラデーションのものや、ドライフラワーや押し花を入れたものなど多彩なタイプを用意する。薬瓶に入ったジェルキャンドルは、雪が降り積もる景色をイメージして制作。秋の植物を飾ったシャーレ入りの香り付きのキャンドルもある。価格は1,650円~。

 レッスンは予約制で、現在は「ワンタイム」(3,000円~)を開催。1時間~1時間30分ほどで、キャンドルを作り、できたものは固まってから郵送または店頭で渡す。今後は、座学と数種類のキャンドルを作るレッスンコースも行う予定。片岡さんは「色の組み合わせや使う素材で、さまざまなものを無限に作り出していけるところがキャンドルの面白さ」と話す。

 片岡さんは香川県出身。都内の大学を卒業後、デザイナーとして働いていたが、数年前から地方への移住を考え始めた。よく遊びに来ていたという松本は「建物の雰囲気を生かして、個性豊かな店主が、それぞれ魅力ある店を営んでいると感じていた」。昨秋、市が主催する移住ツアーに参加。当初は仕事を見つけるつもりだったが、希望するものがなかなか見つからなかったこともあり、その頃、東京で学んでいたキャンドルをなりわいにすることを決めた。

 今年1月に移住。自宅をアトリエとして、制作やネット販売などを行ってきたが、6月ごろ、散歩の途中で、現在の物件と出合った。移住ツアーで知り合った、多くの古民家リノベーションを手掛ける「リスと設計室」(沢村1)の建築家・横山奈津子さんに相談して、夏ごろから改修を進めてきた。

 店名はタヒチ語で、昼や光を表す「te ao」と、夜や闇を表す「te po」を合わせた。「タヒチアンダンスを10年ほどやっていることもあり、タヒチには思い入れがある。キャンドルはお祝いにも弔いにも使う、光と闇のイメージを持っている」と片岡さん。場所柄、観光客も多く訪れるという。「集中する楽しさを発見した、という声も聞く。私自身、キャンドルづくりは仕事が忙しいときの気分転換になっていた。気軽に作って、気軽に使う、キャンドルを身近に感じるきっかけになれば」とも。

 営業時間は11時~17時。木曜・金曜定休(イベント出店時は休み)。レッスンはウェブサイトで受け付ける。

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