ラーメン店「寸八 豊科店」(安曇野市豊科)が7月31日、安曇野・豊科の県安曇野庁舎近くにオープンした。
松本市を中心に県内で展開するラーメン店「寸八」の支店で、安曇野市は初出店。以前、「トリKING」や居酒屋が営業していた店舗を居抜きで使う。席数はカウンター9席。店長の田村貴範さんは「新型コロナウイルスの影響で、可能な限り席数を減らして営業している」と話す。
ラーメンは、定番の「豚骨しょう油らあめん」(750円)と同店オリジナルの「あっさり焦がし豚骨」(650円)の2種類を提供する。「『あっさり』は本店の『半割』という裏技に近い。名前の通りあっさりしているが豚骨をしっかり感じられる」と田村さん。本店と同じ麺は太めで、もちもちとした食感が特徴。チャーシューはバラ肉ではなく肩ロースを使う。チャーシュー2枚、味玉、のり2枚を追加する「特製」も用意する。
7月23日から「サイレントオープン」として、本店などの常連客に口コミで伝えて営業を行い、手応えを得たという。「(松本市筑摩にある)本店は、安曇野方面のお客さんはちょっと遠く感じていたのか、近くで食べることができてうれしいという声を多くいただいた。より多くの方に、日常的に足を運んでもらえる店にしていきたい」と田村さん。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時~20時(ラストオーダー)。水曜定休。