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松本パルコで空間美術展「がらんどうの庭」 生花と造花、変化感じて

オープニングイベントの様子

オープニングイベントの様子

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 舞踏カンパニー「山海塾」に所属する振り付け家・舞踏家の石井則仁さんによる空間美術展「がらんどうの庭」が現在、松本パルコ(松本市中央1、TEL 0263-38-2111)3階特設会場で開催されている。

「インスタ映え」のフォトスポットも

 石井さんは、2017(平成29)年から年に1回、池上邸の蔵(中央3)でインスタレーション&パフォーマンスを開催。薄暗い蔵の中、天井からバラの生花がつるされ、床には花びらが広がる非日常的な空間をつくり上げてきた。今回はほかのアーティストのコラボ作品を含め、期間限定展示を行う。

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 グレーのじゅうたんを敷いた会場には、天井から大小さまざまなバラの生花がつるされ、各所に草花が飾られている。フラワーアーティスト・小野梨花さんとコラボした「翅(つばさ)」は「インスタ映え」を狙ったフォトスポット。左側の羽は造花、右側の羽は生花で作られている。ほかに、ビーズを使って表現する「tabunhimo(たぶんひも)」とコラボした作品や、以前展示した際に使った花の写真なども。石井さんは「生花が変化していく様子も見どころ。長い期間の展示になるので、何度か足を運んで楽しんでもらえれば」と話す。

 初日の3月1日は、オープニングイベントを実施。新型コロナウイルス(COVID-19)対策のため、生配信で対応した。バラの花びらを貼り付けたジャケットをまとった石井さんがバイオリンとパーカッションに合わせて、パフォーマンスを披露。足を止める買い物客や、撮影する人も多く見られた。

 松本パルコの増岡啓吾さんは「昨年、池上邸でのパフォーマンスを見て、一緒にできないかと打診した。場所が変わり、雰囲気も違うので、どう表現してもらうかミーティングを重ねた」と振り返る。石井さんは「エンターテインメントとハイアート、両方を意識した。ここは、偶然通り掛かった人が見てくれることもある。より多くの人たちを巻き込んで、混ざり合っていくことも楽しみ」と話す。

 営業時間は10時~20時。5月末ごろまで(期間中に会場を変更する予定)。

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