信州大学の研究シーズや研究成果を紹介する「第6回信州大学見本市 知の森総合展2019」が9月5日、松本市中央公民館・Mウイング(松本市中央1)で開催される。
当日は76ブースが出展する。出展ゾーンはSDGsに合わせて、特別展示・経済・社会・環境の4カテゴリーに区分。ポスターやパネルなどを用意して、教職員や学生が研究内容を紹介する。
ほかに、信州大学創立70周年記念特別企画として、タレント・エンジニアの池澤あやかさんを迎えて女性若手研究者とのトークセッションを行う。トークセッションのテーマは「新世代がつながる未来(仮称)」。Y世代、Z世代と呼ばれる40歳以下の若手研究者が増える中、変化する研究や市場の価値観を交え、女性ならではの視点でトークを展開する。
「見本市」は2014(平成26)年から年1回、県内各地で開催。松本では2015(平成27)年以来2回目となる。同大学研究推進部産学官地域連携課の岡崎壮悟さんは、「今、信大が何をしているのかを知ることができる機会。産学連携を加速し、イノベーションの創出につながれば」と話す。「学部だけではなく、各分野を横断する形を取ったり、特化した組織を作ったりしているので、これまでの大学のイメージが変わると思う。企業の担当者はもちろん、一般の方にも足を運んでもらえれば」とも。
開催時間は10時30分~16時。入場無料。