eスポーツを知り、若者世代から見た「まちづくり」を考えるイベント「若者よ大志を抱け~まちにワカモノゴコロを~」が7月7日、まつもと市民芸術館(松本市深志3)で行われる。主催は松本青年会議所。
当日は3部構成。今年10月に行われる「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムの一つ「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」の「ウイニングイレブン」部門の県大会決勝戦(9時~)では、予選を勝ち上がってきたチームの試合を観戦する。解説には松本山雅FCアンバサダーの鐡戸裕史さん、実況には「ウイイレ」プロプレイヤー・ちゃまさん、応援サポーターにユーチューバー・MAKIHIKAさんを迎える。
「若者よ大志を抱け」をテーマにした「まちづくりフォーラム」(11時15分~)には、鯖江市役所JK課のプロデューサー・若新雄純さん、「ながのみらい塾」塾長・守愛優子さん、MAKIHIKAさんが登壇。地元の若者の代表として信大生4人も交えたクロストークも展開し、住みたい場所で仕事を見つけたり、創出したりするために何をすればいいのかを考える。
松本山雅FC対北海道コンサドーレ札幌のパブリックビューイング(14時~)も実施。同会議所まちの活力創造委員会の金井佑輔委員長は、「まつもと市民芸術館でのPVは初めて。毎年、新体制発表会が行われる特別な場所で、バーチャルとリアルの違いを体感できる機会になれば」と話す。ほかに、松本工業高校eスポーツ班や、未来学舎、「MISOマルシェ」などのブース出店も。
松本青年会議所は今年60周年を迎え、さまざまなイベントを予定。今回は、若者も一緒にまちづくりを盛り上げて行けるようなイベントとして企画した。「eスポーツは学校で取り入れたいという生徒も多いが、なかなかスポーツとして理解を得られないという声も聞く。実況・解説付きで、大型スクリーンで観戦することで楽しめると思うので、まずは知ってもらうきっかけになれば」と金井さん。「若者はもちろん、若者の活躍を後押ししたいという人にも足を運んでほしい」と呼び掛ける。
開場は8時30分。入場無料。