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「信州安曇野田んぼアート」見頃に 8種類の稲で「金栗四三」描く

田植え後、徐々にくっきりとなり見頃を迎えている(7月3日撮影)

田植え後、徐々にくっきりとなり見頃を迎えている(7月3日撮影)

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 安曇野市の安曇野スイス村近くの水田に描かれた「信州安曇野田んぼアート」が現在、見頃を迎えている。

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 約6700平方メートルの広大な水田に、歌舞伎俳優の中村勘九郎さんがNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で演じる金栗四三(かなくりしそう)の姿を描いた。色が異なる8種類の稲を使って表現。天候が良ければ、雄大な北アルプスと屋敷林が広がる風景も楽しめる。

 「信州安曇野ハーフマラソン」の特別企画にもなっており、マラソンが実施された6月2日には、中村さんと、同市スポーツ大使でバルセロナ五輪女子マラソン銀メダリストの有森裕子さん、俳優の永島敏行さんが田植えイベントに参加。地元の高校生らと一緒に苗を植えた。

 6月15日には、安曇野スイス村駐車場内に田んぼアートを一望できる展望台がオープン。ライブカメラも設置し、変化していく様子を紹介する。金栗四三や、出身地の熊本県玉名市を紹介する資料も展示。感想ボードには「リアルでびっくりした」「どうやって作ったの?」などのメッセージが寄せられている。

 稲が隙間なく生育して発色も良いという7月中旬~8月中旬が見頃と言われるが、8月下旬以降も「色合いの変化も田んぼアートの魅力の一つ。季節によって表情が変わっていくので何度も足を運んで楽しんでもらえれば」と実行委員会。

 開催時間は9時~17時(7月13日~8月31日は8時30分~19時)。観覧料は、大人=300円、小学生=100円、未就学児童は無料。9月28日まで。

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