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信州大学で学生×社会人「じもとーく」 松本の暮らし、楽しむきっかけに

昨年6月に行われた「じもとーく」の様子

昨年6月に行われた「じもとーく」の様子

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 松本の暮らしについて、学生と社会人が話し合うイベント「じもとーく松本」が4月24日、信州大学松本キャンパス(松本市旭3)中央図書館2階セミナー室で行われる。

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 当日は、松本に来たばかりの新入生に向けて、先輩の学生や社会人が街の魅力や暮らし方について紹介。社会人から学生に聞いてみたいことを質問する時間も設け、お互いのことを知り、交流を深める。

 信州大学の新入生は7~8割が県外出身者で、全国的に見ても割合が高い。しかし卒業後は多くが県内を離れてしまうという現状。一方で、「学生たちと話したいけれど、関わる機会がない」「一緒に何かしたい」という社会人からの声もある。同大学キャリア教育・サポートセンターの特任講師・中西弘充さんは「学生と社会人が交流する場を設けることで、学生が主体的に暮らし、松本で楽しく過ごせるようになれば。そうすることが地域活性化にもつながっていくと思う」と話す。

 同センターでは、働くことを考えるトーク企画「しごとーく」などさまざまな交流イベントを実施している。生活を中心に位置付けている「じもとーく」は、昨年6月にも開催。学生からは「もっといろいろな人と交流したい」「自分の目で見たい」、社会人からは「まず『やってみる』、行動することが大事」という声が聞かれたという。「まずは知ってもらい、つながりをつくりたい」と中西さん。1年間しか松本にいない学生も多いため、今年は早めに開催することにした。「秋ごろにはイベントも企画したい。ネットワークをつくることで、いろいろな動きが生まれていけば」とも。

 開催時間は18時~19時30分。参加無料。申し込みはウェブで受け付ける。問い合わせは同センター(TEL 0263-37-3348)まで。

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