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松本の映像制作会社が「ワンダーマウンテンズ3」 山に行きたくなる作品に

「Wonder Mountains 3」

「Wonder Mountains 3」

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 松本・安曇で自然映像作品を手掛ける「HAPPY DAYZ PRODUCTIONS(ハッピーデイズプロダクション)」(松本市安曇橋場)が、映像作品「Wonder Mountains(ワンダーマウンテンズ)3」を5月19日、リリースした。

 「見たら山に行きたくなる」をテーマに制作する「ワンダーマウンテンシリーズ」の第3弾。槍ヶ岳、常念岳、燕岳、蝶ヶ岳、唐松岳、西穂高岳など北アルプスをはじめ、中央アルプス、白山、火打山、金峰山、鳥海山など10のエピソードを収録する。

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 各エピソードは、音楽に乗せて数分で紹介。連なる山々や、雲が流れる空、さまざまな動植物など登山者が目にする光景を、時には広く遠くまで、時には間近に見せていく。映像作家の井上卓郎さんは「きれいな映像を羅列するのではなく、自分と重ね合わせて見てもらえるように撮影・編集をしている。まだ山に行ったことのない人には、『山の気持ちのいい部分』を勧められるように作っている」と話す。

 今作、特にこだわったのは色の表現。「自然の正確な色を再現するのではなく、自分の心の中に残った『印象』を色に反映させた」と井上さん。作品は1年ほど前にほとんどできていたというが、「カラフルで鮮やかな夏の山、淡く柔らかい秋や冬の山を、色で演出したい」と追求し、時間をかけて完成させた。

 井上さんは1974(昭和49)年、東京都町田市生まれ。ノンリニア映像編集の初期から、スキーやマウンテンバイクなどスポーツ映像の制作活動を始め、その後、ビデオゲームのプロモーション映像、テレビCMなどの制作、ディレクションを手掛けてきた。映像を撮り始めてから20年。「興味を持ったものを作品にするというスタイルは変わらない」と振り返る。

 「自分の年齢によって興味を持つ対象や作品の雰囲気は徐々に変わるので、その変化も楽しんでいる」と井上さん。「しばらくは山と自然の映像を作り続けると思うが、将来、別の何かに興味を持って全然別の作品を作るかもしれない。これからも自分の中の変化を楽しみながら映像を作っていければ」とも。

 価格はブルーレイ=3,800円、DVD=2,800円(価格は全て税別)。オンデマンド版も用意する。

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