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松本・三才山に「みすづ」 古民家改修、地元産「信州ひすいそば」提供

日が差し込み明るい店内。奥の部屋には天井画も

日が差し込み明るい店内。奥の部屋には天井画も

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 松本・三才山に12月16日、そば店「みすづ」(松本市三才山、TEL 0263-46-1347)がオープンした。

緑色で香り高いことが特徴の「信州ひすいそば」

 店主の橋本みすずさんの生家、築100年超の古民家を改修。8畳の部屋4つと床の間などを合わせて、厨房(ちゅうぼう)と客席にした。テーブル5席、座敷8席と4席ある個室のほか、暖かくなれば廊下に庭を眺められる席も設ける予定だという。

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 提供するのは、地元で栽培された「信州ひすいそば」で、「冷たいそば(もり)」と「温かいそば(かけ)」(以上950円)の2種類。以前、蚕室だったという隣の建物で製粉し店内で打つ。ほかに、地元野菜を使った「自然の幸天ぷら(またはかき揚げ)」(600円)、安曇野・穂高の北アルプス牧場から取り寄せた「アイスソフト」(300円)や、店名にちなんで地酒「美須々」(600円)も用意する。

 「信州ひすいそば」は2013年7月に商標登録された県産ブランドのそばで、緑色で香り高いことが特徴。三才山一の瀬集落の住民らでつくるNPO法人「Mi-Sha(ミーシャ)」が6次産業化を担うことによって、そばの生産量の拡大や地域の活力を生み出したいと取り組みを進めてきた。

 同NPOの代表も務める橋本さん。10年以上前から、「地元の人たちが集い、ひと休みできるような場をつくりたい」と考えていたという。昨年7月ごろから改修に着手。使えるものはなるべく生かして、地元の大工の協力を得ながら少しずつ進めてきた。障子は紙を貼らずに枠だけ残し、サッシは全て外してガラス張りに。外から光が降り注ぎ、店内が広く見渡せる明るい空間に仕上がった。新しくした天井や廊下の壁には市内在住の小笠原志津子さんが絵を描いた。

 オープンして1カ月。「今は昼だけだが、予約対応で夜も営業できるようにしていきたい。地域で採れた野菜の販売や、ライブの開催などもしていければ」と橋本さん。「少しのんびりして、風景に癒やされて、充電してもらえるような場所になれば」とも。

 営業時間は11時30分~17時。月曜・火曜定休。

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