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松本城近くに日本酒専門居酒屋「深酒」 後に残らない酒、楽しみ方と文化伝える

落ち着いた雰囲気の店内

落ち着いた雰囲気の店内

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 松本・大手に12月10日、日本酒専門居酒屋「深酒」(松本市大手4、TEL 0263-41-0527)がオープンした。

おすすめや飲み方にも応じてくれる

 1階はテーブル、カウンターで12席、2階は団体用で15席程度を用意する。店舗面積は合わせて約25坪。店内は木目を基調に落ち着いた雰囲気に仕上げた。

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 季節のものをその時々で仕入れて提供する日本酒は常時50種類ほど。地酒をはじめ、全国各地のものを取りそろえる。冷酒は福島県の「自然郷」(600円)、秋田県の「新政」(650円)など100ミリリットル500円~、お燗(かん)は1合750円~。ほかに、クラフトビールのタップも2つ備え、現在は「伊勢角屋麦酒(ビール)ペールエール」「常陸野ネストラガー」(250ミリリットル=650円、350ミリリットル=850円)を提供する。

 フードは、日本酒に合うものを意識して用意する。「自家製そば豆腐」(350円)や「自家製ポテトサラダ」(400円)のほか、日替わりで刺し身や馬刺しなども。

 店主の深澤広亮さんは2009年、女鳥羽橋近くに「フレンチと日本酒のコラボ」をコンセプトにした「NOMDOS(ノンド)」をオープン。東日本大震災後には、福島県産の日本酒を飲んで復興支援するイベントの実行委員長を務めた。「日本酒をただ売るだけではなく、文化として伝えたい」と深澤さん。より日本酒に特化した店を手掛けたいと、物件を探し、「国内外の観光客にもPRできれば」と松本城の近くに決めた。土日は昼から通し営業し、松本城から縄手通り、中町通りに足を運ぶ観光客の利用も見込む。

 店名は、日本酒好きの友人2人と一緒に「深酒」しながら考えたもので、自身の名前と、日本酒を深く知ってほしい、という思いを込めた。「自然に日本酒を感じて、楽しんでもらえるような店にしていきたい」と深澤さん。「日本酒は飲みやすいものを選んでいる。店名は『深酒』だが、翌日に残らないようなお酒と、上手な飲み方を提案していければ」と笑顔を見せる。

 営業時間は、平日=17時~23時、土曜・日曜・祝日=13時~21時(土曜と休前日は23時まで)。