松本パルコ隣のビル2階に10月1日、フルーツサワー専門店「伊勢町サワー」(松本市中央1、TEL 0263-88-7773)がオープンした。
席数はテーブルとカウンターで25席。店内はモノトーンをベースに落ち着いた雰囲気。カウンター後ろが全面ガラスになっており、天井から下げた電球型の照明が映り込む。
メインはフルーツサワー。旬のフルーツを、注文を受けてから切って絞る「季節のおススメサワー」を数種類用意する。現在は、松本・里山辺産の「生巨峰サワー」(980円)、「生シャインマスカットサワー」、茨城県産の「生マスクメロンサワー」(以上1,200円)。ほかに、「生レモンサワー」(500円)や「生キウイサワー」(600円)などの定番も。フード類は、「ミックスナッツ」「ピスタチオ」(以上380円)、「オイルサーディン」(600円)、「生ハム(プロシュート)」(1,000円)など、おつまみを中心に提供する。
店長の百瀬顕央さんは大学2年生で弱冠20歳。「自分はお酒を飲むのも作るのも好きだが、同年代はあまりお酒を飲まないと感じていた」と話す。市内のバーでアルバイトをしていたときに、同店オーナーと知り合い、店長を任されることになったという。「若い世代の人にまずは『行ってみたい』と思ってもらえるような店づくりを心掛けた」。提供するサワーは思わず写真を撮りたくなるように見た目も重視。席にはコンセントを設置し、一日遊んだ帰りに寄ってもらったときにスマホの充電ができるように配慮した。
スタッフも百瀬さんと同年代が中心。「まだまだ至らない面もあるが、お客さまの声を聞きながら、サービスの質を上げていきたい」と百瀬さん。「フルーツサワーは、普段あまりお酒を飲まない方も親しみやすいと思う。若い世代はもちろん、幅広い世代の方に楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は17時~24時。木曜定休。