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塩尻・東座で映画「ウスケボーイズ」舞台あいさつ 「日本のワイン」普及願う

舞台あいさつの様子。(写真左から、柿崎監督、出合さん、竹島さん、伊藤さん)

舞台あいさつの様子。(写真左から、柿崎監督、出合さん、竹島さん、伊藤さん)

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 映画「ウスケボーイズ」の舞台あいさつが11月3日、塩尻の映画館「東座」(塩尻市大門四番町4)で行われ、柿崎ゆうじ監督と出演した出合昌幸さん、竹島由夏さん、伊藤つかささんが登壇した。

 同作は、「信州桔梗(ききょう)ケ原メルロー」を生んだ日本を代表する醸造家・麻井宇介の情熱と思想を受け継ぎ、研さんを積み、世界に誇れるワイン造りに成功した3人の男たちの物語。月に1度集まって世界のワインを飲み比べていた3人が、フランスワインより日本の「桔梗ケ原メルロー」の方が優れていると気付き、そのワインを手掛けた麻井を師と仰いでワイン造りに打ち込んでいく。

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 原作は「ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち」(河合香織さん著)。塩尻・宗賀の「Kidoワイナリー」を営む城戸亜紀人さんが3人の主人公の1人・城山正人のモデルとなっており、市内3カ所でもロケが行われた。

 舞台あいさつでは、柿崎監督が「塩尻ではトータルで3、4日ロケを行った。塩尻で舞台あいさつをしたいと思っていたのでうれしい」とあいさつ。城山役の出合さんは「城戸さんに会う前は、寡黙でストイックな方だと思っていたので緊張したが、団子を用意して待っていてくれた。映画を見た方からは、城戸さんにそっくり、と言っていただくことが多い」と話した。上村邦子役の竹島さんは「いろいろなワイナリーで話を聞いた。スワリングの練習もたくさんしたので、水を持ってもつい回してしまう」、麻井の娘・沙織役の伊藤さんは「日本のワインは、20代に飲んだときの印象は甘口だった。久しぶりに飲んだら、今はこんなにおいしいんだ、と思った」とワインのエピソードを披露した。

 7月、スペインで開催された「マドリード国際映画祭2018」では作品賞と、岡村秀史役の渡辺大さんが主演男優賞を受賞。マドリードには日本のワインを持っていき、会場で祝杯を挙げたという。「現地の方にも振る舞ったが好評だった。日本のワインをもっと知ってもらい、たくさん飲んでもらいたい」と柿崎監督。「映画も同じように、末永く愛してもらえれば」と呼び掛けた。

 同館では11月23日まで上映予定。