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「まつもと演劇工場NEXT」1期生募集 本格的なプロの俳優目指すコースも

(写真左上から)講師を務める串田和美さん、加藤直さん、木内宏昌さん、山田うんさん

(写真左上から)講師を務める串田和美さん、加藤直さん、木内宏昌さん、山田うんさん

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 まつもと市民芸術館(松本市深志3)が今秋スタートする、舞台芸術を育てて日本全国へ発信することを目指す、表現者を育成するプロジェクト「まつもと演劇工場NEXT」の1期生募集を現在、行っている。

 コースは本格的なプロの俳優を目指す「本科コース」とワークショップが中心の「週末コース」の2つ。「本科コース」(毎週火曜~土曜)は、演技、声、身体の3つを主軸にカリキュラムを組み、普段は基礎と応用、金曜・土曜はさまざまな表現を体験して「知る・気付く」ことにフォーカスしたプログラムを1年間かけて展開する。「週末コース」(金曜・土曜)は本科コースの金曜・土曜に合流する形で半年間ワークショップを行う。

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 講師は、同館芸術監督の串田和美さんをはじめ、加藤直さん(劇作家・演出家)、木内宏昌さん(演出家・翻訳家・劇作家)、山田うんさん(振付家・ダンサー)のほか、音楽家や声楽家、歌舞伎、能、落語、バリ舞踊、サーカスパフォーマーなど国内外で活躍する多彩なアーティストが務める。「新しいこれからの演劇を目指す人たち、自分自身の演劇を探そうとする人たちが集まって、互いに学び合い、本来あるべき演劇をつくる。そういう思いを込めた演劇の学校、演劇の工場にしたい」と串田さん。

 同館が2011年から7年間行ってきた「まつもと演劇工場(シアターファクトリー)」の経験や成果を生かしながら、より幅広い表現に出合い、学び、自分自身と向き合うことで能力と技術向上を目指す。同館担当の土屋和歌子さんは「ファクトリーは県外からの参加者も多く、より本格的なプロジェクトへの要望もあったので、2コース用意した」と話す。

 4日に同館で行われた説明会には、約30人が参加。遠方から足を運んだ人や既に県外から移住してきたという人もいたという。「松本でプロとして活動している人たちと一緒に、松本で生まれた作品を全国で上演したい。プロを志す人はチャレンジを」と土屋さんは呼び掛ける。

 いずれも開講期間は10月から。受講料は本科コース=20万円(前期分)、週末コース=5万円。応募はメール、郵送、持参で受け付ける。締め切りは8月27日。書類選考後、9月1日または8日に2次選考を行う。問い合わせは同館(TEL 0263-33-3800)まで。