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松本・波田に南インド食堂「ナマステ」 ご飯と副菜を混ぜて食べる「ミールス」提供

ログハウス風の店内

ログハウス風の店内

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 松本・波田の波田扇子田運動公園南側に南インド食堂「NAMASTE(ナマステ)」(松本市波田)が4月27日、オープンした。

ご飯にカレーなど複数の副菜が付く「ミールス」

 店舗面積は約21坪、席数はテーブル、カウンター合わせて15席。以前、ドッグカフェだったという店舗を改装した店内はログハウス風で、天井にタルチョ(チベット仏教圏の五色の旗)を飾り、インドやスリランカ、ネパールなどの本を置く。店主の木原志門さんは「今はランチタイムのみだが、いずれはテラス席も使えるようにしてカフェタイムも営業したい」と話す。

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 提供するのは、ご飯にカレーなど複数の副菜が付く定食「ミールス」(1,000円)。お代わりが自由にできるサンバル(野菜と豆のカレー)、ラッサム(酸味と辛みが効いたスープ)、クートゥ(豆や野菜の煮込み)の3種類と、ワダ(豆の揚げ物)、パパド(豆粉のせんべい)など、その時々の食材を使った約10品が付く。「スパイスを引き算しながら、単品でも楽しめるよう優しい味に仕上げた。まずはそれぞれを味わった後に少しずつまぜて、最終的には全てを思いっ切りまぜて食べてほしい」と木原さん。使う食材は地元の野菜が中心で、いずれは自ら作ったものも提供していきたいという。

 木原さんは茨城県出身。地元のカフェで4年ほど働いた後、上高地の山小屋に勤務。「観光地で移動カフェを始めたいと思って、調査も兼ねて上高地へ来たが、山の魅力にすっかりはまってしまった」と笑顔を見せる。山小屋を訪れる外国人観光客と仲良くなり、世界各地を旅するようになったという。2013年の冬、南インドに3カ月滞在。「屋台が点在していて、バナナの皮をお皿にしたり、チャイの入れ方も面白かったり、食堂も活気があって楽しかった。南インド料理もとてもおいしかった」。その経験を生かして開業することを決め、昨夏ごろから本格的に準備を進めてきた。

 「ナマステ」はサンスクリット語であいさつの言葉。南インドではあまり使われないが、なじみのある言葉として店名にしたという。「ちょっとまだ照れてしまって言えないこともあるが、お客さんが来たときには『ナマステ』と迎えたい」と木原さん。「南インド料理と言われても、知らない人や食べたことがない人が多いと思う。自分自身が感じた『こんな食べ物があるんだ』という気持ちを伝えていければ」と話す。

 営業時間は11時30分~14時30分。火曜~木曜定休。

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