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松本・裏町「はしご横町」にインド家庭料理店 来日から10年余り、念願の開業

「会話も料理も楽しんで」と店主のアシシュさん

「会話も料理も楽しんで」と店主のアシシュさん

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 松本・裏町の「はしご横町」に3月15日、インド家庭料理店「Doon(ドゥーン)食堂インド山」(松本市大手4、TEL 0263-34-3103)がオープンした。

この日は3種類の豆とジャガイモ入りの「日替わりカレー」

 店名の「ドゥーン」は、店主のアシシュ・シルプカーさんの出身地・北インドのデヘラードゥーンから付けた。席数はテーブル6席。「小さい店だが、厨房からすぐに料理を出せるし、お客さんと気軽に話すこともできる」とアシシュさん。

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 豆や野菜を使った「日替わりカレー」(780円)と、「チキンカレー」「キーマカレー」(以上880円)の3種類を提供する。いずれもアシシュさんが幼いころから慣れ親しんだ「家庭の味」。ご飯と、注文してから作るチャパティ(薄焼きのパン)が付く。「余計なものは入れないのが家庭料理。チャパティも出来たてを食べてほしい」。ほかに、コーヒーやチャイ、アルコールなどを用意。カレーはテークアウト(450円)にも対応する。

 アシシュさんは2005年、愛知万博のインド館で働くために来日し、半年間滞在。会場で松本市出身の妻・真由美さんと出会い、帰国後1カ月して再来日。塩尻市でメーカーに勤務しながら、共に生活を始めた。「友達が家に遊びに来たときに、カレーを作ったらとても喜ばれた」とアシシュさん。「インドの家庭の味を楽しめる店をいつか持ちたい」という思いを抱くようになったという。

 2014年に同市で行われたカレーコンテスト「うちのカレーが一番フェスタ」に参加して優勝。その後、同市の映画館「東座」でインド映画を上映するときに振る舞ったり、上田市のレストラン「コラボ食堂」で販売したりと、イベントでの提供や公民館などで料理教室を開いてきた。8年かけて、念願の開業。「レストランではなく、食堂にしたかった。家族みたいに、会話を楽しみながら家庭料理を味わってほしい」と話す。

 営業時間は11時~21時ごろ。日曜定休(予約・イベント開催時は営業)。

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