![会場の様子](https://images.keizai.biz/matsumoto_keizai/headline/1392193164_photo.jpg)
松本のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、企画展「台所展4」が開かれている。
「vapor trail」河西美和さんのリバーシブルのカフェエプロン
昨年に続き4回目となる同展。出展は、acts cobo(木工)、ようさん工房、vapor trail(以上、布もの)、松野屋(生活雑貨)。同ギャラリーで扱っているデッドストックの食器も展示する。
「ようさん工房」の百瀬陽子さんは、エプロンや鍋つかみなどを制作。エプロンは前掛けタイプや頭からかぶって着るタイプなどさまざまな種類を用意する。襟を付けたり、ワンピースのような形にしたりして、着たまま外出しても様になるようなデザインにした。「vapor trail」の河西美和さんはリバーシブルのカフェエプロンを制作。エプロン面には大きめのポケットを付けて機能的に、裏面はシンプルな生地を使い、パンツと合わせて巻きスカート風に着ることができる。
「acts cobo」の阿久津正直さんは、木のトレーやサーバー、コーヒーメジャーなどを出展。アイスクリームスプーンは、金属製と違って口当たりが冷たすぎないため、赤ちゃん用の食事スプーンとしても使用できるという。
東京都・日本橋で暮らしの道具を扱う「松野屋」は「なるべく自然の素材で、求めやすい価格、そして使い勝手が良い」ものをそろえる。ドイツ製のスポンジワイプ(植物繊維とコットンでできた布巾)や、わらで編まれた鍋敷きなど国内外の生活雑貨が中心。調理器具も多く、昭和の時代を思わせる懐かしいものも。
これまで夏に行っていた同展だが、今回初めて冬に開催した。「冬は家にこもる時間が長くなる季節。家で使うイメージが湧きやすいと思った」と同ギャラリーの熊谷幸枝さん。「普段使いのものが多いが、ギフトとしても喜ばれるものもあるので、ぜひゆっくりと手に取って見てほしい」とも。
作品は全て販売する。ようさん工房のエプロン=3,500円~、vapor trailのエプロン=4,800円、acts coboのアイスクリームスプーン=950円など。営業時間は11時~20時。火曜と第1・第3月曜定休。2月24日まで。