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信大生がパフォーマンスイベント-「アジア」テーマにアーティストとコラボ

お互いアドバイスしながら練習を重ねている

お互いアドバイスしながら練習を重ねている

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 信州大学人文学部芸術コミュニケーション講座(松本市旭3)は2月7日、キッセイ文化ホール(水汲)でパフォーマンスイベント「Float,on」を開催する。

 同講座の北村明子准教授のゼミに参加する約30人の学生が、アジアの国々の文化背景や芸術を調査し、アジアから得たインスピレーションをもとに、音楽や映像、身体表現を構築する。サウンドデザイナー・森永泰弘さん、作曲家・横山裕章さん、振り付け家・ダンサーの西山友貴さん、映像作家・山田咲さんの4人のアーティストとコラボレーション。今年に入り、一緒に制作を進めている。

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 コンテンポラリーダンスを中心とするパフォーマンス論の研究を行う同ゼミ。これまでも、まつもと市民芸術館の館内全体や、縄手通りを舞台にしてパフォーマンスを行ってきた。振り付け家・ダンサーとして幅広く活動を行う北村准教授がインドネシア武術「ブンチャック・シラト」の影響を受けた独自のダンスを追及していることもあり、本年度はアジアの国々に着目。文化背景や芸術、現地の伝統的な慣習や歴史、現在の文化に至るまで幅広い分野のことを学んできた。

 同館での開催は初の試み。「学生からすると、『入学式と卒業式の場所』という印象だったが、今回は、普段客席として使っている場所に装置を作ったり、展示をしたりとホール全体で表現したい」と、広報担当で同学部3年生の高橋梓さん。

 本番に向けて練習も大詰めを迎えている。メンバーの中には、ヒップホップダンスやジャズダンスをしている学生や、インドを旅した学生などもおり、それぞれの経験と学んできたことを組み合わせ、さまざまな表現を模索している。「日本もアジアだが、何か少し遠く感じるような感覚があった。今回、さまざまな国を調べて、宗教儀礼や音楽など、やはり通じるものがあると感じるようになった」と高橋さん。「見てもらい、感じてもらうことで、『アジア』について考えるきっかけになれば」と話す。

 開場=18時30分、開演=19時。約1時間を予定する。入場無料。終了後は4人の作家と文化人類学者・村尾静二さんによるトークショーも行う。問い合わせは制作サポートの小山さん(TEL 090-8855-6829)まで。

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