松本パルコ横の公園通りビル2階に10月1日、「無国籍ダイニングKU」（松本市中央1、TEL 0263-88-5930）がオープンした。

　昨年4月に長野市のしまんりょ通り入り口にオープンした長野店に続いて2店舗目となる同店。席数はテーブル、カウンター、掘りごたつのある小上がりなど合わせて70席。店内はダークブラウンを基調に、アジアンテイストの落ち着いた雰囲気を演出する。

　メニューはひと手間かけた創作料理が中心。「鶏の唐揚げ 油淋鶏（ユーリンチー）」や、「野菜スティックバーニャカウダ風」（以上480円）、「ポテトニョッキ豆乳クリームソース」（490円）、「サーモンと海老のベトナム風生春巻き」（550円）、「エスニック風石焼きビビンバ」（690円）など、イタリアンからアジア風まで楽しめる。シカ肉を使った「信州ジビエ」も扱い、韓国風の「ピリ辛スタミナ鹿茶漬け」（490円）、中華風の「鹿ステーキ水餃子～テンジャンユソース～」（590円）、イタリア風の「鹿のタリアータ～バルサミコソース～」（690円）の3品を提供する。「シカ肉は癖が少なく、牛肉と比べて低カロリーでビタミンB2も豊富。もっと多くの人に気軽に食べてもらいたい」と店長の久保田絵美さん。

　アルコールは、「生ビール（ザ・プレミアム・モルツ）」（390円）をはじめ、サワー、焼酎、日本酒、ワイン、カクテルなどを取りそろえる。凍る直前の温度の超強力炭酸ソーダを使う「角ハイボールタワー」を導入し、「角ハイボール」（320円）、「親父のハイボール」、「ハイボールコーラ」（以上390円）なども用意する。

　オープンを機に長野店から異動し店長を任された久保田さん。「長野と比べて松本は飲食店が密集している感じがする。飲み歩く人が多いので、1軒目はもちろん、2軒目、3軒目に足を運んでもらえる店にしていきたい」と話す。店内には大型プロジェクターを備え、スポーツ観戦や結婚式の2次会などにも対応する。「カウンターやソファ席は1人や2人でも落ち着いてくつろげるし、大人数のパーティーにも対応できる。さまざまなシーンで利用してもらえれば」

　営業時間は18時～翌3時。