安曇野に自家製「手ひき麺」のラーメン店-麺ののど越しと食感にこだわり

野菜たっぷりでニンニクの香りが香ばしい「肉野菜ラーメン」。

野菜たっぷりでニンニクの香りが香ばしい「肉野菜ラーメン」。

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 安曇野市役所(県安曇野庁舎)近くにオープンしたラーメン店「手拉(ひ)きラーメンの店 国臣(くにおみ)」(安曇野市堀金烏川、TEL 0263-31-3123)が好評だ。

「手拉き」の技を披露するりんさん。

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 店舗面積は約30坪、席数はカウンターとテーブルで32席。メニューは「台湾ラーメン」(680円)や「タンタンメン」(730円)、「五目あんかけ」(830円)などが人気という。「肉野菜ラーメン」(650円)はしょうゆベースのあっさり味。豚肉と、タマネギやニラ、キャベツ、モヤシなどの野菜いためがのる。「アサリタンメン」(950円)は、アサリのだしとゴマスープが濃厚な一品。そのほか「豚小龍包」(300円)や「国臣チャーハン」(720円)などラーメン以外のメニューも。

 自家製の麺は、ツルツルののど越しとモチモチの食感が特徴。注文を受けてから店主の田口勝久さんが生地をこね、妻のりんさんが器用に麺状に延ばしていく。厨房と座席はガラス板で区切られているため、麺を延ばす様子を見ることができる。「子どもは釘付けになって見ている」と勝久さん。

 出身の中国で飲食店勤務をしていたりんさんが「また店をやりたい」と言ったのがきっかけで開店を決めた勝久さん。りんさんの弟も厨房スタッフとして協力、友人などに試食をしてもらいながら試作を繰り返し、今年4月にオープンした。店名の「国臣」は、りんさんの師匠の名前から取ったという。

 「気に入ったラーメンを食べに来てくれるリピーターがいる。『おいしい』と言ってもらえていてうれしい」と勝久さん。「麺のもっちり感を味わってもらいたい。麺が延びていく様子も楽しんでもらえると思う」とも。

 営業時間は、平日=11時30分~14時・17時30分~21時、土曜・日曜・祝日=11時~15時・17時~21時。第1・3木曜定休。

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