松本に「和リキュール」もそろえる焼酎バー-婚活世代が集まる店に

焼酎バー「欄まる」店内の様子

焼酎バー「欄まる」店内の様子

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 全国の焼酎と国産のリキュール類「和リキュール」を主に提供するバー「蘭まる」が松本・伊勢町通りにオープンして2カ月が過ぎた。

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 店舗面積は10坪で、カウンターを中心に14席を用意する。オーナーは、中町通りで焼酎バー「LITTLE GEM」を経営する清水花楓さん。「(LITTLE GEMは)30~40代以上の男性客が多いので、よりカジュアルに、女性や若い人にも気軽に寄ってもらいたい」と同店を新たに開いた。

 焼酎は、「酒職人ギルド」という「飲むのも売るのも作るのも好きな、全国各地の酒屋の若い人たちが作った、オリジナル焼酎のグループ」(清水さん)から「摩無志(まむし)」(宮崎県)、「日月(ひづき)」(岐阜県)、「竈(かまど)」「俘(とりこ)」(共に鹿児島県)などを主に、1杯700円で提供している。

 「和リキュール」と呼ばれる国産リキュール類も多く扱い、「鶴梅(柚子、夏みかん)」(和歌山県)、「子宝(マンゴー、ヨーグルト、ラ・フランス)」(山形県)など、「『飲む』と言うよりも『食べる』ような感じで、濃厚」(同)なものをそろえ、1杯600円で提供している。

 フードは、「焼き枝豆」(400円)、「信州酵母豚のモツ炒め」(700円)など、焼酎のつまみとしてのメニューのほか、日替わりでパスタ(900円)も用意する。

 「今は『高ければうまい』というわけではない。『ギルド焼酎』のような、隠れたおいしい『ウラ焼酎』と呼ばれる手ごろでおいしい焼酎などを提供したい」と清水さん。同店には「森伊蔵」「魔王」などの高級焼酎もあるが、「それを1杯3,000円などで出すよりも、自分が本当においしいと思う1杯700円のものの方が、提供していて価値があると思う」と話す。一般的ではない銘柄も多いため、「好きな飲み方や味などを言ってもらえれば、一番のおすすめを出します」とも。

 オープンから約2カ月、現在は「婚活」世代の男女がよく訪れるという。「既にカップルも何組かできていて、これからもいい出会いの場になればと思っている。新しい飲み友達を作りたい人はぜひ気軽に来てもらえれば」(同)。

 営業時間19時~24時(7月から翌3時まで)。日曜定休。

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