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松本・寿に焼き菓子専門店「松本マフィン」移転 倍の広さで「楽しい工夫」を

「周囲の皆さんに親切にしてもらっている」と笑顔で話す植垣健太郎さんと洋さん

「周囲の皆さんに親切にしてもらっている」と笑顔で話す植垣健太郎さんと洋さん

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 焼き菓子専門店「松本マフィン」(松本市寿豊丘、TEL 0263-30-1213)が松本・白川交差点近くに9月23日、移転オープンした。

扉や出窓が目印の店舗外観

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 和食店「青葉」の隣にある、以前フラワーアレンジメント教室などを開いていた建物を改装。外壁はしっくいを塗り、店内の壁や床を張り替え、カウンターも手作りした。店舗面積は約5坪。

 県内産の小麦粉や市内の養鶏場の卵をはじめ、地元の食材を中心に使った焼き菓子を用意する。マフィンは「信州アップル&シナモン」「バナナ&チョコチップ」(以上250円)など約10種類。ほかに、クッキーやフィナンシェなどもある。

 同店は、植垣健太郎さん、洋さん夫婦が2009(平成21)年にオープン。イオンモール松本近くの秀峰学校前交差点の角にあるビルの2階で製造し、1階で販売していた。「駐車場がなく、交差点ということもあって食材などの納入が大変だった。1階と2階の行き来で、お客さまをお待たせしてしまうこともあったので、もう少し落ち着いた場所はないかと探した」と健太郎さん。前店を6月末で閉めて、卸のための製造は続けながら準備を進めてきた。

 販売スペースは以前の倍以上になったこともあり、クラフト作品を紹介したり、イートイン用の椅子を置いたりすることを検討しているという。「徒歩や自転車で来てくれていた方は遠くなってしまったが、車の方は足を運びやすくなったと思う」と洋さん。健太郎さんは「いろいろと楽しめる工夫をしたい。『ちょっと行ってみよう』と思ってもらえる店にしていければ」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~17時。月曜・木曜定休。

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