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松本市職員らが「シロカシ」PR 城下町・松本を意識した菓子10種類を販売

松本ならではの菓子「シロカシ」

松本ならではの菓子「シロカシ」

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 松本市の若手・中堅職員を中心とする「城下町松本再生プロジェクト」の菓子チームが1月7日・8日、「松本あめ市」で松本ならではの菓子「シロカシ」のPRを行った。

松本城大手門枡形跡広場でPRする様子

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 形や由来が城下町・松本にちなんだ菓子を10種類用意。洋菓子店「マサムラ」(松本市深志2)の「天守石垣サブレ」や翁堂(大手4)のなまこ壁を模した「蔵の想い出」や「御殿餅」のほか、「松本スイーツコンテスト2016」で選ばれた「松本スイーツ」などが並んだ。井上百貨店の屋上で採れた「城町はちみつ」を使った「松本はちみつキャンディ」と、信州みそとクルミの生地を焼き上げた「くるみそ焼きもなか」をハンカチサイズの手拭いで包んだ「まめぐい松本城」も。

 同プロジェクトは、昨年度から市職員が部署を越えて取り組んでいるもの。同チームは7人のメンバーが、販売されている菓子の調査・研究や、菓子店のスタッフにヒアリングを行ってきた。「新たに開発するのではなく、いろいろな菓子があることを知ってもらうことが大事だと考えた」と同プロジェクトの市職員・鈴木絵理さん。福あめなどを販売する露店が並ぶあめ市でのPRに向けて、準備を進めてきた。

 当日は、ブースに訪れた人にアンケートを依頼。「松本らしさ」を感じる菓子や、松本の土産と聞いて思い浮かぶアイテム、土産で重視することなどを聞いた。今後の商品開発に役立ててもらえるようにと、結果は松本菓子組合などに提供する。「松本に住んでいても知らないお菓子もあった」と鈴木さん。「『松本土産がない』という声をよく聞くが、知ってもらう機会を設けることで認知度が上がれば」と話す。

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