松本・信州大学近くにラーメン店「麺とび六方」（松本市桐3、TEL 0263-39-2918）がオープンして1カ月が過ぎた。

ラーメンの写真が目印の店舗外観

　席数はカウンター9席、テーブル12席。県内のラーメン店「凌駕IDEA」（征矢野2）など7店舗を展開する「KING SWING」（同）が、芳川村井店に続き市内2店舗目を開店した。

　社長の赤羽厚基さんが東京の「ラーメン二郎」の味に刺激を受け、県内でも食べられるようにと独自に開発。臭みの少ない豚骨ベースの濃厚スープに、強力粉を用いた弾力とコシの強い自家製極太麺を使う。トッピングの野菜やニンニク、脂は無料で増量でき、食券購入時には「凌駕」系列店で使用できる「味玉トッピング無料券」が発行される特典も。

　ラーメンは3種類。山盛りのキャベツとモヤシ、長時間煮込んだ豚肉を地元の丸正醸造のしょうゆで味付けたほぐしチャーシューが特徴的な「ラーメン」（730円）、しょうゆベースの濃厚豚骨魚介のつけ汁で食べる「つけ麺」、大盛りの野菜や卵、ほぐしチャーシュー、タレと背脂を混ぜて食べる「汁なし麺」（以上800円）。今後は夏に向けた限定メニューも予定している。

　「大学や高校が近くにある立地上、学生に無料トッピングを活用してもらって満足してほしい」と赤羽さん。同社営業部長の三沢祐樹さんは「ボリュームのあるラーメンを若い方たちに楽しんでもらい、お客さんから元気をもらって店を盛り上げていけたら」と話す。

　営業時間は11時30分～14時30分、17時～22時。