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松本のチーズ専門店が7周年-チーズと日本酒で記念パーティー

「清水牧場さんと舞姫さんDEパーティーの会」の様子

「清水牧場さんと舞姫さんDEパーティーの会」の様子

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 松本・今町通りのチーズ専門店「ジュレ・ブランシュ」(松本市大手2、TEL 0263-33-2252)が7周年を迎え、記念企画「清水牧場さんと舞姫さんDEパーティーの会」を8月26日、松本東急インのレストラン「シャングリ・ラ」(深志1)で開催した。

清水牧場の5種類のチーズ。「羊のチーズ」など貴重なものも

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 同店は2005年8月21日にオープン。蔵造りの店内ではチーズを中心に、地元の素材を使った料理や各種アルコールを提供する。チーズプロフェッショナルの資格を持つ店主・霜田早苗さんは、オープン当初から、店内外問わずさまざまなイベントを展開してきた。「おいしいものを提供するのはもちろん、それをどこでどのように、どんな人が作っているのかを知ってもらえる場を作りたいと思って」と霜田さん。

 当日は50人以上が参加。7周年を祝い、県外から駆け付けたという人も。松本・奈川の清水牧場のチーズと諏訪の舞姫酒造の日本酒をそれぞれ合わせて、相性を試した。チーズは当日の朝出来上がったばかりという、ミルクの甘みがある「プティニュアージュ」や、夏季限定の「羊のチーズ」など5種類。「『食べ物のマリアージュ』は、1+1が2以上になることもある。いろいろな組み合わせはあるが、食べ物同士、合わないものはないはず」と同牧場の清水則平社長。日本酒は純米酒や5年古酒など5種類を用意。「お米の違いだけで味わってもらえるものや、チーズに合いそうなすっきりしたものなど、さまざまなタイプをそろえた」と同酒造の土橋潤二社長。

 参加者は「苦手だと思っていた種類のチーズもおいしかった」「普段はワイン派。日本酒とこんなに合うとは思わなかった」など、それぞれの味を確かめるように少しずつ味わいながら感想を交わしていた。後半は、チーズと日本酒を使った料理や他のアルコールも提供され、「パーティー仕様」に。作り手の清水社長や土橋社長も参加者に囲まれて気軽に質問に応じるなど、それぞれのテーブルで会話を楽しんだ。

 「いい材料があるからこそおいしいものができる。住んでいると気づかないことも多いが、信州のおいしいものを伝えていきたい」と霜田さん。今後も、チーズとワインの会やキノコ狩りなどを企画しているという。「これからも、おいしいものを無駄にせず、味わうことができる場を提供していきたい」とも。

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