松本市のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、松本市在住のデザイナー・山本葵さんの作品展「アクセサリーと山と花」が開催されている。
「mauve」のブランド名で活動する山本さんは、真ちゅうやシルバーなどの金属をメーンに使った作品を制作している。同展では山や花をモチーフにしたアクセサリーをメーンに約200点を展示。動物モチーフのものやアルファベット刻印入りリングなど、山本さんの定番アイテムも並べる。
花のアイテムはピアスやネックレス、指輪などさまざま。花びらに七宝焼を施したアイテムも制作した。「初めて挑戦した。金属は色が限られているので、夏っぽく彩りを出したくて」と山本さん。同じく七宝焼のチョウのピアスは、色とりどりのチョウが枝に留まっているようなディスプレーを施し、来場客を楽しませる。「仕上がりも良く、楽しかったので、これからも作品に生かしていきたい」
山をテーマにした作品はユニークなものばかり。山を登る男女のシルエットのブローチや、漢字の「山」の形をしたピアスなど。山本さんの最近の恒例アイテム・三角みくじには、チャーム部分に「山」と書かれたネックレスが入る。「かわいいものだけでなく、やっぱりちょっと面白いものも作りたくて。ブローチは…自分でもよくできたなあと思う(笑)」
自身が山好きで、「縦走もしてしまうほど」だという山本さん。「7月は山のシーズンなので、山や高山植物をテーマにした作品展にしたかった」と話す。「山に行ってみたいなとか、楽しいなとか思ってもらえたらうれしい。ワクワクを見つけに来てほしい」とも。
作品は販売も行う。指輪=1,800円~、ブローチ=2,800円~、ピアス=1,200円~、おみくじ=1,000円など。営業時間は11時~20時。火曜と第1・第3月曜定休(16日は営業)。入場無料。7月29日まで。