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松本で全国城下町シンポジウム-記念講演会に建築家・安藤忠雄さん

30回目となる全国城下町シンポジウム

30回目となる全国城下町シンポジウム

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 全国の「城下町」の市民が「まちづくり」を考える「第30回全国城下町シンポジウム松本大会」が6月10日~12日、まつもと市民芸術館など市内各所で行われる。

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 主催は67都市の青年会議所が加盟する全国城下町青年会議所連絡協議会。「城下町でのまちづくり」を共通のテーマに、市民主導型のまちづくりを目指してスタートした同シンポジウムは1982(昭和57)年に松本で1回目を開催、以後毎年全国各地で行われてきた。今回、30年ぶりに松本に「帰ってきた」かたちになる。

 会期中は「城下町復権」をテーマに講演会や分科会が行われる。分科会のテーマは「地方都市の国際化」「植樹を通じたまちづくり」「郷土愛」「観光」と多岐にわたる。「『城下町復権』のためにいろいろな切り口で皆で考えていければ」と、実行委員長の柄澤深さんは話す。

 11日には、まつもと市民芸術館で建築家・安藤忠雄さんによる記念講演会「城下町は輝けるか、これからのまちづくりと復興へのメッセージ」のほか、評論家・金美齢さんによる講演「地方都市の国際化」など4つの分科会が行われる。

 「地方都市から運動を起こしたい。さまざまな分野の方の話を聞けるいい機会でもあるので、多くの方に積極的に参加してもらえれば」(柄澤さん)。

 安藤さんの講演は13時30分~、金さんの講演は15時30分~。入場無料だが事前の参加申し込みが必要。申し込み・問い合わせはホームページまたは郵送で受け付ける。

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