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松本のカフェでアクセサリー展-アンティークの素材ふんだんに使う

「きゃしゃなものも大ぶりのものも、大人が普段使いできるアクセサリーを作り続けたい」と小松美穂さん。

「きゃしゃなものも大ぶりのものも、大人が普段使いできるアクセサリーを作り続けたい」と小松美穂さん。

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 松本市のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、アクセサリー作家・imoこと小松美穂さんによる作品展「accessory imo rebirth展」が開催されている。

大ぶりのパーツを使ったブレスレット

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 ネックレスやピアスなどのアクセサリー作品70点以上を展示する同展。使用するパーツは主にビンテージやアンティーク、天然石など。きゃしゃなものから大ぶりのものまで幅広くそろえる。同店での個展開催は初めて。

 「開催期間を考え『秋』をイメージして作った」と小松さん。ブドウや葉っぱなどの秋らしいモチーフを使ったものや、濃い赤や茶色など渋めの色合いのパーツで作った作品が多く並ぶ。アンティーク調の家具の上に作品を置いたり、ザクロやドライフラワーを飾ったりするなどしてディスプレーにもこだわる。

 金の層を真ちゅうに圧着させた素材「ゴールドフィルド」を使ったアクセサリーは、ネックレスとブレスレット、ピアスを用意。「厚い層で作られているため、長時間使用していてもはげてくることはほとんどない」と小松さん。金属糸で編んだネットにパールを通したネックレスは形状記憶素材を使うため、中のパールがずれることはないという。留め具は輪に棒を通して留めるタイプを使用している。「これねー、かわいいんですよ(笑)」と小松さんもお気に入りの作品。

 「今年からシルバーアクセサリーの扱いを始めた」という小松さん。ネックレス・ブレスレット・指輪をオーダーメードで受け付ける。「アクセサリーはお守りや勇気が出る存在。真ちゅうを扱うことが多いが、長く使ってもらいたいので彫金を学んだ」。「カジュアルにもフォーマルにも使ってもらえるように心掛けている。その人を引き立たせるアクセサリーを作り続けていきたい」とも。

 小松さんが今まで集めてきたビーズやリボン、金具、布などのパーツも販売する。「今回初めて素材を提供する。買いためて増えてきたし、この辺にはそういう店がないので喜んでもらえるのでは」。

 作品は販売も行う。指輪=1,800円~、ネックレス=1,800円~、ブレスレット=3,000円~、素材=100円~など。営業時間は11時~20時。火曜と第1・3月曜定休。入場無料。9月29日まで。

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