松本市アルプス公園と市内のライブハウスの2カ所で9月21日・22日、音楽フェスティバル「りんご音楽祭」が開催される。
両日とも昼の部をアルプス公園の特設ステージで、夜の部をライブハウス「RAIZ」(松本市深志1)と「ALECX」(深志1)の2会場で開催。総勢100組以上のアーティストが出演する。
出演は、21日=一二三、華村灰太郎(昼の部)、The Sun calls Stars(伊藤大助[クラムボン]+オータコージ[曽我部恵一BAND]+横山裕章[曽我部恵一ランデブーバンド])、ロマンポルシェ。(夜の部)など、22日=やけのはら、BASED ON KYOTO(昼の部)、ウリチパン郡、オオサカ=モノレール、七尾旅人、rei harakami(夜の部)など。
同イベントは今回が初めての開催。「松本の街の活性化や音楽シーンの底上げを目指したい」と実行委員長の古川陽介さん。市内のライブハウスなどで数多くの音楽イベントを主催してきた古川さんは、以前から「松本でフェスを開きたい」という思いがあったという。「若い人に夢を与えたり、子どもがアートに触れる機会になったり…市民にとって身近なアルプス公園でフェスができればいいと思った」と古川さん。
今年6月ごろから本格的な準備を開始。わかりやすさ、親しみやすさ、松本らしさを考慮して「りんご音楽祭」の名称に。「松本に住んでいない人が見ても松本を連想させる名前」(古川さん)。「『楽しいイベントをたまたま松本でやっている』のではなく、『松本が楽しいイベントをやっている』と思ってもらえるようにしたい」とも。
現在、ボランティアスタッフや出店する飲食店の募集を行っている。「初めての開催だが、出演者数、ステージ数などでは、他に類を見ない規模になると思う。皆で一緒にフェスを作り上げていければ」(同)。
料金は、昼の部は入場無料。夜の部は2会場・2日通し券(前売り)=7,800円、同(当日券)=8,800円、2会場1日券(前売り)=4,800円、同(当日券)=5,800円、RAIZ1日券(前売り)=4,000円、同(当日券)=4,500円、ALECX 1日券(前売り)=2,500円、同(当日券)=3,000円など。詳しいタイムテーブルは9月中旬にホームページで発表する予定。