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安曇野にカフェ「ヨーロ」 サウナ施設が出店、マラサダとコーヒー中心に

大町市のサウナ施設「SAUNA STAND KOKAGE」を運営する百瀬徹也さんが出店。店頭に立つのは店長を務める妻の美幸さん

大町市のサウナ施設「SAUNA STAND KOKAGE」を運営する百瀬徹也さんが出店。店頭に立つのは店長を務める妻の美幸さん

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 ハワイの定番スイーツ・マラサダとコーヒーをメインに提供する「YO-LO.(ヨーロ)」(安曇野市穂高、TEL 090-7763-6370)が国道147号線沿いにオープンして1カ月が過ぎた。

甘さ控えめのマラサダ

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 サウナ施設「SAUNA STAND KOKAGE」(大町市)を運営する百瀬徹也さんが出店。道路沿いに大きな窓を配置した店内は明るい雰囲気で、レジカウンターや床、壁はコンクリート調にした。店舗面積は約7坪。カウンター席6席を設ける。

 店内で作るマラサダは、「シュガー」(400円)をはじめ、「ピスタチオクリーム」や「レモンクリーム」(以上480円)など常時6種類を用意。百瀬さんは「ふわふわ、もちもちとした食感にするため、生地を発酵させる時間を調節するなど試作を繰り返した。甘さ控えめで、2つ目でももたれずに食べられると思う」と話す。

 ドリンクは、コーヒースタンド「High-Five(ハイファイブ)」(松本市)がオリジナルにブレンドしたブレンドコーヒー(550円)やカフェラテ(600円)のほか、「ほうじ茶ラテ」や「アールグレイラテ」(以上600円)などを提供。メニューは全てテイクアウトできる。

 2022年に「自然の中で過ごせる場所を作りたい」と、大町市の木崎湖畔にサウナ施設を開業した百瀬さん。1年ほど前から、「次は町中にカフェを作りたい」と構想を始めた。妻の美幸さんから、ハワイに行った時に食べたマラサダを教えてもらい、そのおいしさに引かれ、マラサダをメインにした店にすることにした。

 昨年12月、ドーナツ店だった物件を紹介してもらい、広さと立地を気に入り、店舗に決めた。4月から松本市周辺のイベントなどに参加し、マラサダを販売。「SNSで知りました」「他のイベントで食べておいしかったのでまた来ました」などと声をかけられることもあり、徐々にリピーター客が増えたという。5月に店の改装に着手。前店で使われていた木材を活用し、新しい物と古い物が融合した空間に仕上げた。

 オープン後は、幅広い年齢層の人が訪れるという。「若い人が来ることは想定していたが、年配の方も多く驚いている。お客さまの日常に寄り添い、笑顔になれる店にしていきたい」とも。

 営業時間は11時~17時。水曜・木曜定休。

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