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安曇野・穂高有明にドーナツ店「ハウドーナツ」 イートインやギャラリーも

店長の宮崎さんのお勧めは「辛くなくてくせになる味」という「スイートマスタード」

店長の宮崎さんのお勧めは「辛くなくてくせになる味」という「スイートマスタード」

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 ドーナツ専門店「HOW DOUGHNUTS(ハウドーナツ)」(安曇野市穂高有明)が3月17日、オープンした。

「真面目なジャンクフード」をコンセプトにしたドーナツ

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 ドーナツを並べるカウンターのほか、約6坪ほどの部屋にイートイン12席を設ける。コーヒー(400円)、ソイラテ(ホット=500円、アイス=550円)などのドリンクを提供。部屋はキッズスペースもあり、ギャラリーとしても活用する。運営する「ぐるり」代表の中村健太さんは「絵やイラストなどの作品を楽しみながら、子ども連れでもゆっくり過ごしてもらえれば」と話す。

 ドーナツは安曇野市三郷の障害者支援施設「幸泉園」の平飼い有精卵、県内産の牛乳や薄力粉を使用。10種類ほどある「ふわふわ系」は、甘過ぎないオーガニックチョコレートを使った「オーガニックチョコ」(400円)や、マスタードにアガペシロップと粉糖を入れた「スイートマスタード」(380円)、食べ応えがあるという「むちむちツイストドーナツ」(330円)のほか、卵・乳製品不使用の「ビーガン シンプルシュガー」(320円)もある。「オールドファッション系」は、プレーン(360円)、チョコ、抹茶、レモン(以上400円)など4、5種類を用意する。

 中村さんは神奈川県から安曇野市へ移住。2012(平成24)年にそば店を開業し、6年間営業した。2021年、ギャラリーを併設した異文化交流スポット「ぐるり」をオープン。施設内のおやき店「儘(まま)に」が昨年末に閉店・移転したことを機に、以前、中村さんがイベント出店など個人で活動していたドーナツ店を、新たなスタッフを迎えて出店した。

 もともと、障害者就労支援を視野に入れてドーナツ作りを始めた中村さん。今後は、季節の食材を使ったドーナツや、カフェメニューの充実のほか、就労支援への展開なども進めていきたいという。「ドーナツはポップで幅広い年代に愛されるスイーツ。皆が笑顔になれるようなドーナツを、店を作っていきたい」とも。

 営業時間は10時30分~16時。土曜~月曜定休。

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