松本城三の丸エリアで2024年度に実施予定のプロジェクトを発表する「三の丸エリアプラットフォーム公開プレゼンテーション」が3月21日、松本市立博物館(松本市大手3)で行われる。
松本市は2022年3月、松本城周辺のまちづくりを公民連携で実現することを目指す「松本城三の丸エリアビジョン」を策定。12月には、エリアビジョンの実現をサポートする「三の丸エリアプラットフォーム」を設立した。その後、上土劇場(大手4)で公開プレゼンテーションを開催。辰巳(たつみ)の御庭で周辺の飲食店から出前を取って楽しむ「みどり食堂」や、ガソリンスタンド跡地を活用した複合施設「タカノバ」など、6つのチームがさまざまな活動を展開してきた。
今回は、6つのチームに加え、新たにプロジェクトを立ち上げる1チームが登壇し、2024年度の活動について発表。「三の丸エリアプラットフォーム」のメンバーがその場で審査し、技術面、金銭面でどのようなサポートを行うかを決める。プレゼン終了後には、交流会も予定する。
昨年11月には、2023年度プロジェクトの「公開レポート&フィードバック」を開催。約90人が参加し、活発な意見交換が行われたという。事務局の新津瞬さんは「関わってくれる人をどうやって増やすかが、各プロジェクト共通の課題。熱い思いが込められたプレゼンを聞いて、興味を持ってくれる人を増やしていきたい」と話す。
開催時間は13時~16時。参加無料。申し込みはウェブで受け付ける。締め切りは今月15日。