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安曇野にアメリカンダイナー「ビーポノ」 地元食材で、ハンバーガーを中心に

開放的な店内。薄いグレーの壁紙と木目調のテーブルや椅子を合わせたシックな雰囲気

開放的な店内。薄いグレーの壁紙と木目調のテーブルや椅子を合わせたシックな雰囲気

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 ハンバーガーをメインに提供する「アメリカンダイナー B-Pono(ビーポノ)」(安曇野市豊科南穂高、TEL 0263-88-5881)が安曇野インター近くに4月28日、オープンした。

地元食材にこだわったハンバーガー

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 店舗面積は約32坪、席数は30席。店内は、オープンキッチンにすることで客席との一体感を出すほか、天井を高くして開放的な空間に。壁は薄いグレーの配色にし、木目調のテーブルや椅子を合わせてシックな雰囲気に仕上げた。

 高級感を出したハンバーガーは、信州牛をブレンドしたパティのほか、バンズや野菜も地元のものを使う。定番の「スタンダードハンバーガー」(1,100円)をはじめ、信州サーモンやワサビソースなどで作る「信州安曇野バーガー」(1,980円)、「テリヤキバーガー」(1,180円)、「ダブルチーズバーガー」(1,780円)など16種類を用意。フライドポテト、サラダ、副菜をセットにしたワンプレートで提供する。運営する「T・Pono」(豊科高家)の社長・横山智博さんは「ボリュームがあり、写真を撮る人も多い。今後、季節に合わせたメニューも考えていきたい」と話す。

 ほかに、「信州サーモンカルパッチョ」「自家製ローストビーフのサラダ」(以上980円)といったアラカルトメニューや、「ガーリックシュリンププレート」(1,280円)、「Americanステーキプレート」(1,580円)などのご飯ものも。アルコールは、クラフトビール(800円)、ウーロンハイ、カシスオレンジ(以上580円)など、定番からフルーツ系まで幅広くそろえる。ハンバーガーと一部のアラカルトメニュー、ドリンクはテイクアウトにも対応する。

 塩尻市とアイシティ21(山形村)の施設内でハワイアンカフェを展開する同社。「新たなブランドを作りたい」と出店を決め、はやり廃りがなく、新しいメニューを考案しやすいハンバーガーに目を付けた。「安曇野は会社があり、自分も住んでいる場所。活気のある店を作ることで地域貢献したいと思った」と横山さんは振り返る。昨年11月に工事に着手し、準備を進めてきた。

 店長の吉川千穂さんは「店名の『Pono』は、真心や親切心、良質といった意味があるので、それを接客と料理で伝えたい。明るく元気にお客さまをお迎えし、笑顔を増やしていきたい」と話す。横山さんは「ハンバーガーのおいしさを発信したい。観光客も呼び込み、地域を盛り上げていければ」と意欲を見せる。

 営業時間は11時30分~21時(ラストオーダー)。月曜定休。

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