ハンバーガーとお酒の店「burger&guzzery GRILLB's(バーガー&ガズリー グリルビーズ)」(松本市渚2、TEL 0263-87-9002)がラーメン店「テンホウ 渚店」の近くにオープンして1カ月が過ぎた。
店舗面積は約35坪。もともと飲食店だった店舗を改装し、屋根や看板は青色で統一。店内は、木目を基調にたるのテーブルを置いたり、店主の関山将太郎さんが選んだレトロなパネルやポスターを壁に飾ったりと「オールドアメリカン」な雰囲気に仕上げた。関山さんは「ターゲットは若者や女性で、写真を撮りたくなるような店内を目指した」と話す。席数はカウンター、テーブル、ソファ席合わせて35席。
ハンバーガーのパティは国産の赤身肉を使用。定番の「グリルビーズバーガー」(1,190円)や「チーズチーズバーガー」(1,350円)、「アボカドベーコンチーズバーガー」(1,550円)など10種類で、ランチにはサラダとポテトを付ける。ほか、ランチメニューに日替わりで小ぶりのハンバーガー2種類をセットにする「レディースバーガー」(1,600円)と、曜日ごとで内容を変える「ごはんランチ」(1,000円)を用意する。「パティの肉はカットの仕方で大きさを変えて食感が出るようにし、ステーキのような肉感を出した。バンズは香りと食感が良くパティと合うものを選んでいる」と関山さん。
アルコールはビール、カクテル、ハイボールなど幅広く取りそろえる。県内で提供している店は珍しいという「ペローニ」(小=590円、中=760円、大=1,050円)はイタリア発祥のビールで、かんきつ類のスパイシーな香りとすっきりとした飲み心地が特徴。「自家製ポークリエット」(650円)、「信州産牛ハツのたたき」(790円)などの酒のつまみや、「自家製スパイスキーマカレー」「気まぐれリゾット」(以上1,000円)などの食事メニューも提供する。
関山さんは高校卒業後、東京の調理専門学校へ進み、大手飲食店を経て2009(平成21)年にUターン。松本市内のアイリッシュパブ「オールドロック」と「おにくとワイン。フィガロ」で長年勤務した。関山さんは「以前から自分の店を持ちたいと思っていた。東京で食べたハンバーガーとお酒のおいしさに感動し、このスタイルの店を作ることに決めた」と振り返る。
平日は近所で働いている人、土曜・日曜はファミリー層やカップルの利用が多いという。「スタッフが楽しく働いているとお客さまも楽しめる店になる。地域に愛される店にしていきたい」とも。
営業時間は、11時~14時30分、17時~21時30分(日曜・祝日は20時30分まで、以上ラストオーダー)。月曜定休。