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松本城公園で3年ぶり「ビアフェス信州」 野外で多彩なクラフトビール楽しむ

国内外の24社が多彩なビールを提供

国内外の24社が多彩なビールを提供

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 「ビアフェス信州2022 クラフトビールフェスティバルin松本」が現在、松本城公園(松本市丸の内)で開催されている。

オープニングセレモニーの様子

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 長野県内のブルワリーを中心に、国内外24社が日替わりで30~50種類のクラフトビールを提供。「1杯城主」と題して、ビール1杯につき10円を松本城の保存整備のために寄付する。企画広報の福澤崇浩さんは「普段なかなか飲めない珍しいビールや、県内産ホップを使った今の時期だけ飲めるビールもある。クラフトビールの多彩さを感じてもらえれば」と話す。

 フードブースでは、地元食材をメインにしたフード類をはじめ、ソフトドリンクやスイーツなども用意する。アコースティックライブや、ビールの原料を体験できる企画も展開。クラフトビールを飲むだけではなく、幅広い層が楽しめるように工夫する。

 ビールはチケット制。1杯用=650円(パスマーケットでの購入は600円)、3杯用=1,900円、5杯用(オリジナルグラス付き)=3,600円。感染防止対策として、オリジナルグラスではなく専用カップで提供する。

 3年ぶり6回目の開催。同フェスが設立のきっかけになった「松本ブルワリー」の社長で、実行委員会・企画広報を務める林幸一さんは、「販売自粛など苦しい状況が続いたが、『コロナと向き合う』第一歩がようやく踏み出せた。野外で明るく、存分に楽しんでほしい」と笑顔を見せる。

 16日は、青空の下で松本城を眺めながらクラフトビールを楽しむ人でにぎわった。オープニングセレモニーでは、福沢さんが「初日からこれだけ多くの人に来ていただき驚いている」とあいさつ。続けて林さんが「声高々と乾杯したいところだが、このご時世なのでひっそりと」と、来場者と一緒に乾杯した。

 開催時間は11時~18時(19日は17時まで)。9月19日まで。

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