台所雑貨を集めた企画展「台所展12」が現在、松本市のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で開催されている。
出展はようさん工房(布もの)、本・中川(本)、ninjinsan(古道具)、松野屋(荒物雑貨)など。フライパンやボウル、すり鉢、鬼おろし器などの調理用品のほか、皿やエプロン、手拭い、食にまつわる本など多彩なアイテムが並ぶ。
ようさん工房はエプロンや鍋つかみ、コースターなどを出品する。エプロンは、Vネックタイプ、後ろでスナップ留めする「Rエプロン」、かっぽう着の3種類あり、見本の中から好きな色と組み合わせてオーダーもできる。コースターは、四角と、新作だというひし形を用意。リバーシブルで作られていて、洋服をリメークしたものもある。同ギャラリーの熊谷幸枝さんは「コースター一つで気分が変わる。両面で柄の合わせ方もかわいい」と笑顔で話す。
「本・中川」は食にまつわる本をセレクト。レシピ本や絵本のほか、食材のイラストが描かれた食材の図鑑や辞典などを用意する。ninjinsanのお盆や紙ナプキンなどのレトロな雑貨は、熊谷さんが直接店に行き選んだもので、未使用の品を集めたという。
東京都・日本橋で暮らしの道具を扱う「松野屋」のアイテムは、わらで編まれた鍋敷きなど国内外の生活雑貨が中心。飾っても映える、木のかごや茶筒なども並ぶ。
2011(平成23)年から開催している「台所展」は今回が12回目。熊谷さんが雑貨店を営んでいた経験を生かして企画している。「春に向け、キッチン用品も新調したくなる季節。気分転換に足を運んでもらえたら」とも。
価格は、エプロン=9,000円~、鍋つかみ=900円~など。営業時間は11時~19時。月曜・火曜定休。2月27日まで。