松本市内の飲食店約20店舗の弁当を販売する「松本弁当ミュージアム」が現在、「アイシティ21」(山形村)で開催されている。
丼やカレー、オムライス、サンドイッチのほか、バゲット付きのオードブルなど、和洋中さまざまな弁当、30~40種類が並ぶ。中には、商品を説明したカードや、店舗で使える割引券が付いた商品も。出店している店舗の外観写真と紹介文も掲示する。
主催は、「王滝」(松本市笹賀)、「バーデンバーデン」(大手4)、「matsumoto Mt.BARU」(中央1)など市内の飲食店有志でつくる「テイクアウト・ラボプロジェクト」。コロナ禍の飲食業界の需要喚起と、地域活性化を目指して立ち上げた。市の飲食店合同デリバリー・テイクアウト促進事業補助金を活用して開催する。
今後は特設サイトを公開し、インターネットでの注文にも対応できるようにする。代表の山崎悠さんは「コロナ禍で、市内の飲食店が連携して活動することが増え、つながりが生まれた。これからの飲食店の形を模索しながら、新たな展開につなげていければ」と話す。
営業時間は10時~19時(売り切れ次第終了)。3月22日まで。3月25日~29日は井上百貨店本店(深志2)でも開催する。