![店内には温かい雰囲気のアイテムが並ぶ](https://images.keizai.biz/matsumoto_keizai/headline/1606793733_photo.jpg)
ニットとリースを扱う企画展「ALPS of Christmas」が現在、松本・大手のセレクトショップ「monbus(モンバス)」(松本市大手2、TEL 0263-88-2932)で開催されている。
松本市在住のドライフラワー作家「loopem(ルーペン)」のリースは、落ち着いた印象で、グリーンを基調にくすんだ赤、黄色、紫の花を合わせたものや、単色のものなどさまざまなタイプを用意する。着色して白をベースに製作したものはこの時期ならではの雰囲気。店主の山田照久さんは、「クリスマスはもちろん、通年で部屋を彩ってくれる」と話す。
安曇野で糸を製造している「ぼっか」は、「ひつじの個性」が感じられる糸にと、一つ一つ羊毛を洗って干し、傷めないように丁寧につむいでいるという。染めたり、装飾したりしない素の色合いの毛糸には、「ハーフブレッド」「釧路のひつじ」などタグが付いている。毛糸で作った羊のオブジェも用意するほか、糸になる前の「コタローのおなからへんの毛」も展示する。
同店は9月に、姉妹店として徒歩1分の距離にあった「Omnibus(オムニバス)」に移転して合併。「もともとは、家具など大きなものを置くために店を構えたが、結局手狭になってしまった」と山田さん。オムニバスはアンティーク、インテリア部門と位置付け、倉庫などを借りながら展開を続けている。
店内の装飾もクリスマスムードを演出。企画展に合わせて、同店がセレクトしたアイルランドやスコットランドなどのニットアイテムや、アンティーク雑貨も並ぶ。「身も心も温めてくれるような、この時期ならではのギフトを集めた。お世話になった方へ、家族や恋人へ、1年頑張った自分へと、気持ちを込めて贈るアイテムを見つけに来てもらえれば」とも。
価格は、リース(直径約25センチ)=4,700円~、毛糸(約98センチ、35グラム)=4,900円~。営業時間は11時~19時。水曜定休。12月25日まで。