![「松本市基本構想2030市民会議」の様子](https://images.keizai.biz/matsumoto_keizai/headline/1606273760_photo.jpg)
松本市の新たな総合計画の策定に向け、先を見据えたまちづくりについて考える「基本構想2030 市民フォーラム」が11月29日、あがたの森文化会館(松本市県3)で開催される。
現行の市総合計画の計画期間が本年度で満了となるため、市では2021年度からの次期総合計画(基本構想2030・第11次基本計画)の策定を進めている。総合計画は、基本構想(10年)と基本計画(5年)で構成されており、今回は両方の改定時期に当たる。これまで、ワークショップやウェブサイトで市民からの意見を募集。「松本市基本構想2030市民会議」を設置し、基本構想の原案の取りまとめを進めてきた。
当日は2部構成。第1部は「松本市基本構想2030(素々案)」のプレゼンテーションと質疑を行う。松本市基本構想2030市民会議の座長を務める清泉女子大学文学部教授の山本達也さんが登壇し、市民会議でまとめた原案を説明。次の10年に向けたまちづくりの方向性やアクションを、市民会議委員と共に考える。
第2部は「50年、100年先を見据え、私たちがやるべきこと」と題したグループディスカッション。コーディネーターにコミュニティーデザインを手掛ける「studio-L」(大阪府吹田市)代表の山崎亮さんを迎えて、原案で挙げたキーワードをベースに意見交換を行う。
第2部の参加者は定員に達したが、第1部は引き続き募集している。第1部は松本市公式ユーチューブチャンネルで、ライブ配信も予定。今後は、意見を取りまとめて年度内にパブリックコメントを実施する。市政策部総合戦略課担当者は「次の10年につながる行動を市民の皆さんと一緒に考えていければ」と参加を呼び掛ける。
開催時間は13時~16時。第1部の参加申し込みはウェブサイトで受け付ける。ライブ配信の視聴は申し込み不要。問い合わせは市政策部総合戦略課(TEL 0263-34-3274)まで。