「若者に魅力のあるまち」について意見交換会を行う「オンライン松本若者会議」が10月24日に行われる。現在、参加者を募集している。
「松本若者会議」は市青少年ホームが主催し、昨年9月に初開催。大学生や若手社会人約20人が参加し、ワークショップ形式で「松本を若者が住みたいまちNO.1にするために」をテーマに話し合った。昨年度は3回実施。松本教育委員会生涯学習課青少年ホームの中山典明所長は「自然や食べ物などの魅力を生かして、もっとPRしていきたいという意見が上がった」と振り返る。参加メンバーの中には、その後、市内で起業したという人もいるという。
今回は新型コロナウイルス対策として、Zoomを使ってオンラインで開催する。対象は高校生以上35歳未満。「昨年度は、具体化まではいかなかった部分もあった。今回は若い人たちの声から何か形にしていきたい」と中山所長。
市青少年ホームでは昨夏から「若者カフェ」をスタート。毎週日曜9時~16時30分、「なんなんひろば」(松本市芳野4)の談話喫茶室をフリースペースとして開放し、若者同士の交流や情報交換を促している。「これからの町づくりには、若い人たちの力が必要。若者が住んでみたいと思うような町の魅力を発信していきたい。今回はオンラインでの会議なので、気軽に参加してもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~11時30分。申し込みはウェブサイトやメールのほか、電話、FAXでも受け付ける。締め切りは10月23日15時。