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松本・旭町小学校の児童が七夕人形作り 地元に伝わる文化、知る機会に

長机を一人ずつ使うようにし、ソーシャルディスタンスを確保して開催

長机を一人ずつ使うようにし、ソーシャルディスタンスを確保して開催

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 松本市の旭町小学校の1年生が7月29日、七夕人形作りのワークショップを安原地区公民館(松本市旭2)で行った。

 長野県内では、8月7日に七夕を行うところが多く、松本から安曇野、大北地域の一部では七夕人形を飾る風習がある。人形は木製のものや紙製のものがあり、牽牛(けんぎゅう・ひこ星)、織女(しょくじょ・織り姫)を模す一対のものが多い。市内では近年、軒先やエントランスに七夕人形を飾る店舗や施設も多く、博物館など6館は連携して「まつもとの七夕2020」を開催している。

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 当日は、午前と午後に1クラスずつ実施。最初に、講師を務めた村山人形店(中央2)の村山謙介さんが七夕人形について説明した。軒先につるして、夏野菜やまんじゅう、ほうとうなどを一緒に飾ることなどを、写真を用いながら紹介。「地元で暮らす皆さんに七夕人形のことを知ってもらい、誰かに聞かれたときには説明できるようになってほしい」と話した。

 和紙で作られたパーツをセットにした七夕人形の制作キットを使用。児童らは説明を聞きながら、紙を折って着物の袖にしたり、のりで紙を貼って襟にしたりと、人形を作っていく。手を挙げて先生を呼んで分からないところを聞いたり、隣の様子を見ながら試してみたりなど、それぞれのペースで進めた。

 今回のワークショップは、小学校と公民館からの依頼で企画。「作るだけではなく、七夕人形を飾るという文化を知ってもらうことを大事にしている」と村山さん。保育園や海外の修学旅行生向けにも開催しており、その都度、作り方やキットなどはカスタマイズしているという。「地元の古くから伝わる伝統には何かしらの良さがある。その良さを後世に伝えていきたい」とも。

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