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松本・中町にスケートショップ「キャノーラ」 カルチャー発信、県内唯一のアイテムも

「手探りながらも自分で掘り下げてきたものを伝えていければ」と小林さん

「手探りながらも自分で掘り下げてきたものを伝えていければ」と小林さん

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 スケートショップ「CANOLA(キャノーラ)」(松本市中央2、TEL 0263-31-6459)が松本・中町通りの増田ビル2階にオープンして1カ月が過ぎた。

 店舗面積は約11坪。スケボーデッキやパーツ、ウエアやシューズなどを扱う。既に組み上がっている状態ではなく、板から自分で選んでカスタマイズできる。店主の小林俊太さんは「県内ではここしかないようなブランドや珍しいモデルもある。分からないことや気になることは相談しながら選んでもらえれば」と話す。

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 小林さんは塩尻出身。スケートボードは中学3年生で始めた。スケーターが集まる場所に1人で通い、少しずつ先輩とも打ち解けながら、上達していったという。「今はスクールも増え、動画もたくさんあるが、当時は全く手探りの状態だった」と振り返る。

 東京で過ごした大学時代に仲間とスケートクルー「DIASPORA(ディアスポラ)」を立ち上げ、スケートボードの映像制作やアパレル展開などを行ってきた。卒業後はスポーツ店に勤務していたが、妻が病気で他界。昨年12月、2人の子どもと一緒に塩尻に戻ってきた。

 「高校生の時、スケーターの居場所でもあったスケボーの店がなくなった。道具はネットでも買えるが、場所はネットではできない。戻ってきて何をするか考えたとき、そういう場所を作りたいと思った」と小林さん。地元の先輩スケーターの協力も得ながら、準備を進めてきた。「父親からは地元に戻ってきたばかりなのでしばらく様子を見たほうがいいと言われたが、今、やりたいことをやりたい。もし失敗しても、この経験は次にも生かせるはずだから」

 スケートボードは東京五輪の正式種目にもなり、ここ数年は人気が高まっている。「流行ではなくカルチャーとして伝えていきたい」と小林さん。有名ブランドよりも、「価格とか乗りやすさではなく、こういう人が作っている、滑っている、というバックグラウンドを伝えたい」とセレクトしたアイテムをそろえる。

 中町に店を構えたのは、「松本の街も見てほしい」という思いがあったからだという。オープンしたのは4月11日。コロナ禍で、東京から来られない友人も多いという状況だが、「日本で一番、世界から見てもかっこいい店にしたい。松本に来るきっかけになるような場所になれば」と意気込む。

 営業時間は11時~20時(現在は18時までの短縮営業)。火曜定休。新型コロナウイルス対策として入り口にアルコール消毒液を設置する。

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