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松本で「カリーラリー」 過去最多90店舗、多彩なメニューで新たな味を

「松本の冬をカレーで熱くしたい」と小山さん

「松本の冬をカレーで熱くしたい」と小山さん

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 カレー食べ歩きスタンプラリー企画「松本カリーラリー」が2月1日、松本市内の飲食店90店舗でスタートした。

昨年12月にオープンした「Bocca(ボッカ)」のビーフカレー

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 カレー専門店や洋食店、居酒屋、カフェ、バー、パン店、ラーメン店など、過去最多となる90店舗が参加。各店を利用すると専用スタンプカードにスタンプを押す。スタンプを3つ集めた人にオリジナル缶バッジを進呈(先着300人)。4店舗以降はドリンク1杯サービスなど各店で特典を用意する。10個でトートバッグ、20個でマグカップの抽選に参加可能。スタンプ獲得数上位50人にはカレー皿、最も早く90個を集めた人には「第6代カリー王」の称号とカレースプーンを贈呈する。

 初参加は28店舗。提供するメニューは、ラーメンやまぜそば、ピザ、ソーセージ、コーヒーなどもあり、幅広く楽しめる。「DOON食堂印度山」とコラボした「印度山カレーパン」(ブーランジェリー・シエル)や、ギョーザ専門店「つむぎ」とコラボした「スパイシースープカレー餃子(ギョーザ)」(SO BAR保科)など、店舗同士が協力して生まれたメニューも。松本カリー推進委員会実行委員長で「メーヤウ」(松本市桐2)店主・小山修さんは「今年は何をしようかと、楽しみながら試行錯誤してくれる店も多い」と笑顔を見せる。

 昨年12月にオープンした「Bocca(ボッカ)」(深志3)では、6時間じっくり煮込んだ牛肉が入った「ビーフカレー」(800円、サラダ付き)を提供。店主は「オープンしたばかりで、場所も通りを1本入ったところで分かりづらいが、開始早々から多くの人が足を運んでくれてうれしい」と話す。

 開催は今回で6回目。ポスターとパンフレットには、松本市在住の漫画家・高橋ヒロシさんが「クローズ」の主人公・坊屋春道を描き下ろした。高橋さんが「メーヤウ」の常連客だったことがきっかけで、「松本を一緒に盛り上げませんかとお願いしたら快諾していただけた。春道をきっかけに、地元の方はもちろん、県外の方にも広く知ってもらえれば」と小山さん。

 初の試みとして2月末からは、「松本ブルワリー」(中央3)で醸造したオリジナルクラフトビールを公式飲料として販売予定。さまざまなスパイスを使い、カレーと一緒に楽しめる味に仕上げたという。「カレーの楽しみ方が広がる2カ月間。この機会にカレーの可能性を知ってもらえれば」と小山さんは呼び掛ける。

 スタンプラリーは3月31日まで。

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