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松本に高級食パン専門店「おいで信州」 飯田のパン製造会社が新ブランドで

食パンのほかには、京都・金市商店の蜂蜜やラスクを販売

食パンのほかには、京都・金市商店の蜂蜜やラスクを販売

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 高級食パン専門店「おいで信州」(松本市県1、TEL 0263-87-3708)が、イオンモール松本の東側、やまびこ道路沿いに1月18日、オープンした。

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 店舗面積は約15坪。運営はパンの製造販売を行う「ローカリズム」(飯田市)。プロデュースは各地で高級食パンのヒットを生み出してきた「ジャパンベーカリーマーケティング」(横浜市)社長の岸本拓也さんが手掛け、「信州に来ればおいしい食パンを食べることができる」というメッセージを店名で表現した。

 厳選した小麦粉、国産バター、生クリームなど食材にこだわった食パンは、独自製法で作り上げる。北海道産の蜂蜜と県産のりんご果汁で、自然な甘さを添え、耳まで柔らかく、しっとりとした食感が特徴。プレーンタイプの「ふわりん」(2斤、800円)と、レーズンを練り込んだ「ごろりん」(同、980円)の2種類を用意する。

 ローカリズムは2006(平成18)年創業。市外への出店は初めてで、出店先を検討した結果、「信州観光の玄関口」として松本を選んだという。店長の田本晴生さんは「ブームに乗るというよりは、地域の皆さんに喜んでもらいたい、地域をパンで盛り上げたいという思いを実現する方法として、高級食パンを提供することを考えた」と話す。

 パッケージには山並みを描き、土産物としての需要も見込む。「松本と言えば、『おいで信州』と思ってもらえるように、地域の皆さんから観光客まで、多くの人に愛される商品にしたい」と田本さん。

 営業時間は10時~18時。月曜定休。

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