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松本で「氷彫フェス」 暖冬に負けずに氷像づくりの技競う

松本駅前広場で展示されている「国宝 旧開智学校校舎」

松本駅前広場で展示されている「国宝 旧開智学校校舎」

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 冬の祭典「国宝松本城氷彫フェスティバル2020」が2月1日・2日、松本城公園(松本市丸の内)や松本駅前広場などで行われる。

制作中の「国宝 旧開智学校校舎」

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 松本城公園では、オランダ、ベルギー、フランス、タイ、日本の5カ国が参加する「ワールドチャンピオンシップ」(制作=1日17時~翌5時、展示=2日16時まで)を開催。作品は完成後、早朝にライトアップする。若手氷彫作家による「プレイベント」(制作=1月31日18時~23時30分、展示=2日14時まで)も行う。

 期間中、園内では飲食ブースも出店。ステージでは、シドニー五輪・銀メダリストの柔道家・篠原信一さんと北京、リオデジャネイロ五輪・柔道女子52キロ級銅メダリストの中村美里さんによるトークショー「東京五輪・信州松本の魅力」(1日12時~)をはじめ、和太鼓演奏やダンスパフォーマンスなどのイベントが行われる。

 松本駅前広場では、「氷彫刻界のレジェンド」と呼ばれる中村順一さんが特別作品として「国宝 旧開智学校校舎」を制作。30日夜から作業を始め、暖冬の影響もあり、予定より1日早く、31日朝に完成させた。松本城大手門枡形跡広場でも特別展示作品が並ぶ(制作=31日17時~翌5時、展示=2日14時まで)。

 市観光温泉課は「暖冬で心配していたが、週末は朝晩冷え込むようなので、暖かい格好で出掛けてもらえれば」と話す。

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