本格インドカレー店「Asian Curry House(アジアンカリーハウス)」(松本市並柳4、TEL 0263-25-9511)が12月1日、松本・並柳小学校近くにオープンした。
ネパール出身の2人の男性、ジーワン・ポウデルチェトリさんとアラジン・カンデルサルマさんが開業。今年8月にオープンした縄手通り近くの「Asian Station(アジアンステーション)」(大手4)に続き、2店舗目となる。席数はカウンター、テーブル、小上がり合わせて45席。以前、中華料理店だったという店舗は、奥にイベントスペースも備える。
ランチタイムには、「日替わりランチ」(710円)や「Aランチ」(820円)などセットメニューを中心に提供。カレーは日替わりのほか、「チキンカレー」「ダルカレー」「バターチキン」「マトンカレー」など11種類から選ぶことができる。
ディナータイムは、「アジアンディナーセット」(1,400円)や、「タンドリーセット」(1,500円)のほか、ビーガンやベジタリアンに対応したものも用意する。カレーは30種類以上を展開。タンドール(土窯)で焼くナンは7種類で、プレーンタイプのほか、チーズやゴマを入れたものや、チョコレート、あんことチーズを挟んだものも。「チョコレートや蜂蜜はデザート感覚でそのまま食べてもらえれば。特にあんこチーズが人気」とアラジンさん。
土窯で焼いた「チキンティッカ」(2個350円)や「シークカバブ」(2個420円)やサラダなど単品メニューも用意。アルコールも、インドのウイスキーやワイン、ネパールのラムなどを含め豊富にそろえる。
アラジンさんは2012(平成24)年に来日し、13年間インドで修業した経験を生かして飲食業に従事。九州で5年過ごした後、松本に移住した。2人には、店の収益を少しずつためて、ネパールに学校を造るという目標がある。「松本は山があるのでネパールに似ている」とアラジンさん。今後は、イベントスペースも活用し、ヨガなどのイベントを開く予定だという。「食事やイベントを通じて、インドやネパールのことを広く知ってもらえれば」とも。
営業時間は、11時~15時、17時~21時30分。